あなたは白髪というとどんな印象を持っていますか?見るのもイヤ?見ると抜きたくなったり、どうしても黒髪じゃなきゃイヤ、などなど、多くの人は白髪に対してあまりいいイメージを持っていない人が多いのではないでしょうか。
ですが、美容師さんの中には白髪は染めない方がいいと話す美容師さんがいます。白髪染めをしてくれる美容室で働く美容師さんが「白髪は染めない方がいい」なんて言うのはとても違和感がありますよね。
「白髪は染めない方がいい」なんていうと染めて欲しいお客が減っちゃうからお店的に損じゃないのかな?なんて思ったこともあります。(ちょっと意地悪な言い方ですけどね(^^;))
ではなぜ白髪は染めない方がいいと美容師さんが話したりするのか、その真相を詳しくお話しします。
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白髪は染めない方がいいと美容師さんが話す真相
白髪は染めない方がいいと美容師さんが話す真相には次の理由があります。
①白髪が生えていても白髪姿が似合っているため
白髪が生えていても白髪姿が似合っている場合は、白髪は染めない方がいいと言われることがあります。男性の場合は特に白髪が良いアクセントになっている場合や、「渋さ」や「いい味が出る」と言った見た目から、むしろ白髪を白髪染めで隠すよりも白髪が生えているありのままの姿に人は惹かれる場合があります。
女性の場合も白髪姿でも似合っている場合は、白髪を染めなくてもそのままが良いと思われることもあります。
②白髪が生えていてもあまり目立つほどではないため
白髪が生えていてもあまり目立つほどではない場合も、白髪は染めない方がいいと話す理由です。あまり目立つほどではない場合は染めるほどでもないですし、そもそも白髪染めをしても白髪は伸びるので、伸びてきたらまた染めなければいけません。
なので、伸びてくる白髪を染めてはまた伸びてくる白髪を染める・・・といった手間がかかるため、目立つほどでないなら染めないほうがいいと判断しているからです。
染めるのにはお金もかかるため、お客さんの負担を考えると、染めずにそのままの方が良いと判断されているのでしょうね。また、自分で白髪染めをする場合は手間がかかるため、手間ががかる白髪染めをするよりも何もしないほうが面倒なことをしなくても良いと判断されている、ということもあります。
③白髪が決してマイナスに捉えられる「風潮」ではなくなったため
以前に比べて白髪のイメージがマイナスに取られられなくなってきました。芸能人でも白髪を隠さない人って結構いますし。
「グレイヘア」という言葉も、2018年の流行語にノミネートすることがありましたし(本当に流行ったかはさておいて)。
芸能人というと容姿に優れている人ばかりなので、たとえ白髪頭でも似合っちゃうんじゃないの?と思ってしまいますが、一般の人でも確かに白髪姿が決して悪くないという人はいます。
だからこそ、無理に白髪を染めずにありのままの姿で良いと言うのは良く分かります。
④白髪染めによっては髪や頭皮を痛めてしまうものがあるため
現在色んな種類の白髪染めが販売されています。白髪染めの中には、髪や頭皮に優しいものもあれば、一度で白髪をしっかり染めるために相当強い薬剤が使われている白髪染めがあります。
しっかり白髪を染めてくれるので便利なのですが、髪や頭皮に相当ダメージを与えてしまうこともあるため、たとえば肌が弱い人や敏感肌の人にはおすすめできない場合があります。酷い場合はアレルギー症状が出てしまうものもあり、白髪染め選びはとても大事です。
もし自分の髪や頭皮に合っていない白髪染めを選んでしまうと、自分の髪や地肌に悪い影響を与えるかもしれないため、できれば使わないほうがいいと思って白髪は染めない方がいいと話してくる場合もあります。
ただし、白髪染めの経験もあって白髪染め選びも慣れているなら特に白髪は染めない方がいいという話は出てこないかもしれませんね。
美容師さんは染めたい人に白髪染めを止めさせたいわけではない
白髪は染めない方がいいと美容師さんが話すことはあっても、決して染めたい人に対して無理に止めさせるわけではありません。あくまで来店したお客に対してベストな提案をするのがプロである美容師さんですからね。
お客さんが満足するにはどうすれば良いのか考え寄り添ってくれるからこそ、数多くのお客さんと接客した経験を元に、お客さんにとって一番良い提案をしたいと美容師さんは常に考えてくれています。
なので、あくまで「白髪は染めない方がいい」というのは一つの提案にすぎません。お客さんを第一に考えてくれているのであり、お客さんの考えを尊重してくれています。
なので、「白髪は染めない方がいい」と言われたら、もしかすると染めないほうが見た目的に誰かと会うのに今のままで良いのかもしれないかな?と考えてみると良いかもしれません。染めるよりも、むしろ染めないほうが見た目の「ウケ」は良い場合もありますし。
あくまで相手があなたのことをどう思うかは相手次第なので、染めた方が良いのか染めない方が良いのかはあなた自身判断はできません。ただし、美容師さんという客観的な判断は一つの参考意見になります。
もし「白髪は染めない方がいい」と言われたら、その提案に乗っかるのもありかもしれません。ただし、染めることに強いこだわりがあるなら、染めたいという気持ちに従うのも大事です。
一度美容師さんになぜ「白髪は染めない方がいい」と言ったのかを詳しく聞いてみると良いですね。親切丁寧に話してくれますよ。
理由もなくただ「白髪は染めない方がいい」なんて言うような無責任なことはしないでしょうし、あなたにとって美容師さんが思うベストの提案だと受け取り、色々深く話してみましょう。
最後に
ここまでで、白髪は染めない方がいいと美容師さんが話す真相についてお話ししました。
白髪のことが気になっている時に、白髪が増えて来たんで染めるってどうなんでしょう?と美容師さんに相談した時に、「染めなくても良いと思いますよ」と言われたときはかなり衝撃的でした。
でも、なぜ白髪は染めない方がいいと美容師さんが話すのか、その真相を色々聞いてみるとなるほどと納得できるものでした。
染めないほうがいいと言われたときは、確かに白髪に対する考え方も変わりましたし、マイナスなイメージばかりではないことも知ることができました。
今では白髪を隠さずに、むしろ白髪が生えている姿を楽しんでいる人もいますし、無理に染めなくてもいいのかなとも思いました。
ただし、決して染めてはいけないということが言いたいのではなく、白髪の事で悩んでいる私に対して美容師さんが染めなくても決して悪くないですよと提案してくれているだけのことなんですね。
染めるのはあくまで自分の判断によるものだし、絶対ダメという話ではないんです。
また、自分で白髪染めする場合は結構手間がかかるし面倒だったりもします。準備や後片付けなどしなければいけないので染めないほうがずっと楽です。
白髪は染めても白髪が伸びてくればまた染めないといけないので定期的に染める必要があるためにとにかく面倒です。そんな面倒なことをするくらいなら染めないものありなのでは・・・というのが正直なところなのではないでしょうかね。
美容師さんはたくさんのお客さんを相手にしているので、接客の経験をもとに私に合った姿を提案してくれているだけなので、あとはその提案を受けて自分はどうしたいのかを決めれば良いです。
もし白髪は染めない方がいいと美容師さんがお話ししたら、なぜそう思ったのか色々お話ししてみてはいかがでしょうか。