今回の記事では、若白髪が生えている人が髪に対してやってはいけないことについてまとめてみました。若い人にも生えてくる若白髪。年を重ねた人でもなくても生えていたり、酷い人だと目立ってしまっていまうくらい生えている人もいますよね。そんな若白髪が生えている人が髪に対してやってはいけないことがあります。それはいったい何なのでしょうか?
私も10代の頃からポツポツ生えてきて、20代の頃になると白髪が目立つほどになっていました。その若白髪を何とかしたいと思っていたこともあったのですが、やってはいけないことも色々やっていました。
しかし、それが後でやってはいけないことだということを教わってからは、白髪を触ることすらやめてしまいました。
そこで、若白髪が生えている人が髪に対してしてはいけないことについてまとめてみました。
若白髪が生えている人が髪に対してやってはいけないこと
若白髪が生えている人が髪に対してやってはいけないことは次のとおりです。できるだけやめるようにしましょう。
【やってはいけないこと①】白髪を抜く

若白髪を抜くのはおススメできません。抜いてはいけない理由は次の通りです。
シンプルな理由ですが、若白髪を抜くと痛いことがあります。なぜか痛くない時もありますが、若白髪を抜くと大体痛みを感じます。しかし、見た目を気にする人は痛くても若白髪を抜きたくなることがありますよね。その気持ちは理解できますが、できればやめた方が良いと言いたくなりますね。
ただ、ついつい抜いてしまう、全部抜かないと気が済まない、どうしても若白髪のことが気になって抜きたくなってしまう・・・などなど当てはまる、思い当たる人は、「抜毛症(ばつもうしょう)」の疑いがあるかもしれません。
抜毛症とは、体毛を引き抜くこと(抜毛)をやめられない障害のことです。若白髪を抜きたくなるのも抜毛症に当てはまります。抜くときは抜こう抜こうという気持ちが高揚し、抜いた後は満足感を感じます。極端な話、快感にも近い感情になります。
私も以前は白髪を抜いていた時、この快感に近いものを感じていたので、抜毛症の疑いがあったのかもしれません。(今は全く抜いていません。)
抜毛症は主に若い人に多く、10代前半の人に多いと言われています。私はそんな若い年齢ではないのもあるのかもしれませんが、抜きたいという気持ちはありません。昔を思い出して抜いてみようかと思う時もありますが、抜くこと自体が面倒になって抜いていません・・・。また、ずばり抜毛症とは自傷行為とほぼ同じと言っても良いでしょう。髪は体の一部ですし、身体の一部を傷つけているわけですからね。
自分ではなかなか抜くことをやめられず、ついつい止まらなくなるような人は抜毛症の疑いがあるため、症状がひどい人は心療内科に相談することをおすすめします。
若白髪を抜こうとした時に中途半端に切れてしまい、完全に抜けない場合があるためです。切れて残った側の若白髪は波を打ってちぢれたようになることがあり、見た目にも悪いです。
見た目が悪くなるだけでなく、もう一度抜くのも痛いですし、結局もう一回痛い思いをすることになります。なので、抜くことはおススメできません。
若白髪を抜いたときに、次は黒髪が生えて欲しいと思う人はいるでしょうか。残念ながら抜いただけでは次は黒髪が生えてくる、なんてことはないです。もし生えてくるとしたら、根本的な原因が解決できたからかもしれません。
黒髪ではなく白髪が生えてくるのは、髪に色を付けている細胞の働きによるものです。若白髪が生えてくる原因が髪を着色する細胞に問題があれば、その問題が解決されてまた正常に髪に色が付くよう細胞が活動した結果によるものです。
たとえ白髪を抜いたとしても、そもそも髪を黒くする仕組みの問題が解決されていなければ、次に生えてくるのはまた若白髪です。なので、抜いただけでは黒髪は生えてこないので抜くのはおススメできないんです。
白髪を抜くと、毛根を痛めて最悪の場合、薄毛の原因になることがあります。若白髪を抜いても、次には髪が生えてきますが、毛根にダメージを与えてしまい、これまで生えていた髪の状態に影響を与える可能性があります。
若いうちは抜いた後も同じように髪は生えてきますが、若白髪を抜き続けると毛根にダメージを与え、髪の生える本数に影響を与えることがあります。
1つの毛穴には髪が1本だけ生えているわけではなく、数本生えています。そのため、無理に若白髪を抜くことで毛穴のサイズが小さくなることもあります。これにより、髪の本数も減少してしまいます。
毛穴が多くある場合、全体的に髪の本数が少なくなり、薄毛になってしまうことがあります。そのため、毛根にダメージを与える若白髪を抜く行為はおすすめできません。
ちなみに、白髪を抜くとかえって白髪が増えてしまうという噂がありますが、それは事実ではありません。だからと言って抜いて良いというわけではありませんので、抜くのはやめましょう。
【やってはいけないこと②】無理なダイエットや栄養の偏った食生活

無理なダイエットを続けると、若白髪が生える原因になることがあります。それは、一日に必要な栄養素を十分に摂取できていない場合があるからです。ダイエットをすると体重を減らすことができるかもしれませんが、必要な栄養素まで摂取できていないのは大きな問題です。
実は髪は最初から黒くありません。髪が黒くなるのは「メラノサイト」という細胞の働きによるものです。この髪を黒くする働きには十分な栄養素が必要です。
しかし、ダイエットによって「メラノサイト」の働きに必要な栄養素が十分に届かない場合、「メラノサイト」の働きが低下してしまうことがあります。その結果、髪が白いまま伸びてしまい、若白髪が生えてしまうのです。
同様に、栄養が偏った食生活も「メラノサイト」の働きに必要な栄養素を十分に摂取できず、その働きが不十分になることがあります。そのため、偏った食生活を見直して「メラノサイト」の働きに必要な栄養素をしっかり摂取することも必要です。

【やってはいけないこと③】夜更かしする

夜更かしを繰り返すと睡眠不足の原因となりますが、睡眠不足になると目の周りの筋肉や頭皮が緊張状態になります。また、血行が悪くなったり、成長ホルモンの分泌が減少します。
血行不良は、先ほど説明した通り、「メラノサイト」という細胞の働きに必要な栄養素が十分に届けられなくなり、「メラノサイト」の働きが低下してしまうことがあります。また、成長ホルモンの分泌が減少すると「メラノサイト」の働きも低下してしまいます。
以上のことにより、夜更かしを繰り返しているうちに髪を黒くする仕組みが低下し、若白髪が生えてくる原因となるため、夜更かしはできるだけやめましょう。夜更かしを続けてしまう生活を見直し、規則正しい生活リズムに改善することが大事です。
【やってはいけないこと④】パソコンやスマホを見過ぎる

パソコンやスマホの見過ぎは、若白髪の原因となる可能性があります。なぜなら、目を過度に使ってしまうからです。目を疲れさせると、眼の筋肉が緊張し、その状態が持続すると目の周りの血管の血流が悪くなります。血流が悪くなると、「メラノサイト」という細胞の働きに必要な栄養素が十分に供給されず、その結果、「メラノサイト」の働きが低下する原因となります。
普段の生活でパソコンやスマホを過剰に使用している人は多いかもしれません。したがって、パソコンやスマホを適度に使用するよう生活スタイルを改善することで、若白髪の原因とはならず髪に変化が現れるかもしれません。
仕事上、長時間使用しなければならない場合は難しいかもしれませんが、頻繁にパソコンから離れて目を休めるよう心掛けましょう。また、スマホに依存している人もスマホから離れることが難しいかもしれませんが、そこはなんとか我慢してできるだけスマホから離れるようにしましょう。
いずれ白髪は生えてくるものと割り切る

無理に何とかしようと思う気持ちは分かりますが、いずれ白髪は生えてくるものですので、割り切るのも一つの選択だと思います。
もしここまでお話してきた「やってはいけないこと」をやめるよう実践しても改善されない場合は、いずれ白髪は生えてくるものだと割り切り、何もしないまま『気にしない』で放っておくという気持ちを持つのは大事です。
芸能人やタレントの方も白髪のままで活躍されています
芸能人やタレントの方に目を向けてみると、意外にも白髪のままで活躍されている人は多いです。そのため、白髪はマイナスではないと捉えることもアリなのではないかと考えます。
実際、芸能人やタレントの中にはむしろ白髪を強調している方もいらっしゃいます。彼らは白髪を個性としてウリにしているのかもしれません。年を重ねている方だけでなく、若い人も白髪を楽しんでいる芸能人を見て、白髪をマイナスに捉えずに考えてみることはいかがでしょうか。
また、若い芸能人の中にも白髪が生えてきている人がいますし、あなた以外の若い人も白髪のことで悩んでいるかもしれませんが、開き直っている方も結構います。そういった人々の気持ちを読み取ってみると、新たな発見があるかもしれません。
実際に白髪頭の芸能人やタレントをご紹介します。(ただし、何人かは現在別の色に染めている方もいます)
◆陣内孝則さん
◆吉川晃司さんと塚本高士さん
この写真の吉川晃司と塚本高士よりも少し薄めのグレーカラーにしたい pic.twitter.com/LvISpeVA5V
— かなめ (@knm830) 2016年6月23日
他にも、長瀬智也さんやジャニーズのタレントさんも白髪が生えてきていると告白しているように、意外な人も白髪が生えてくる現実があるようです。
参考:長瀬智也の“白髪”告白に会場どよめき「ひげとかもすごいですよ」(Oricon Style):https://www.oricon.co.jp/news/2113403/full/
瑛太さん、北川景子さん、菜々緒さんも同じように白髪に悩んでいるのだとか。
参考:塚本高史だけじゃない、瑛太、北川景子、菜々緒…白髪に悩むタレントたち(Infoseekニュース|ニュース速報、芸能ニュース/アサ芸プラス):https://news.infoseek.co.jp/article/asageiplus_32923
なので、こういった芸能人やタレントの方も白髪が生えてきていると思えば気持ちも楽になるのではないでしょうか。
でもやっぱりこの若白髪を何とかしたいならカットするか白髪染めする

でもやっぱりこの若白髪をなんとかしたいと思われる場合は、若白髪をカットしてしまうか、白髪染めをするかですね。ただし、カットする場合は「多過ぎない」ことが条件です。若白髪が多い場合はカットするのはおススメできません。
見た目がかなり変わってしまいますし、カットする量が多ければ、誤ってキリ必要のない数も多くなってしまいます。若白髪だけカットするのは慣れが必要ですからね。なので、若白髪が多い場合はカットせずに白髪染めしましょう。
白髪染めは、できれば肌に強すぎない白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントを使うと良いです。若い人は肌が弱い場合が多く、白髪染めトリートメントは「アレルギー」症状のリスクも怖いので、肌に優しい白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントがおススメです。

最後に
ここまでで、若白髪が多い人が髪に対してやってはいけないことについてご説明しました。若白髪が嫌だとは言え、抜いてしまうことはやめた方が良いです。抜くことは痛みを伴い、毛根にも良くありません。
自分の体を傷めつけるような行為ですからね。また、生活スタイルが悪いままだと髪に着色する細胞にとっても良くありません。できるだけ睡眠や食事などをしっかり摂るようにしましょう。不摂生な生活は髪にとって良くありません。
まだ若白髪がなぜ生えてくるのか、そしてどうすれば若白髪が真っ黒な黒髪に変わるのか解決方法は見つかっていませんが、髪に着色する細胞の存在ははっきり分かっていますし、その細胞のために良いことをすることは決して無駄ではありません。
もしあなたが今若白髪に悩んでいて「髪に対してやってはいけないこと」をやってしまっているなら、まずは今からそれをやめてみてはいかがでしょうか。