若い時に〇〇をしていると白髪の原因になる1+5つの習慣とは?

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白髪は年齢を重ねた人に生えてくるものだと思われがちですが、若い人でも白髪が生えていたり、若くても目立つくらい多く白髪が生えている人もいます。

ではなぜ若い人でも生えてくるのには理由があります。その理由は若い時にしていた習慣にあると言われています。

そこで、どんな習慣を続けていると白髪が生えてくるのか詳しくお話しします。
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白髪が生えてくる仕組み

人差し指を指す女性

まずは白髪が生えてくる仕組みについて抑えておきましょう。白髪が生えてくる仕組みは、髪を黒くする仕組みに異常が出ることで白髪が生えてきます。

では髪を黒くする仕組みに異常が出ることで白髪が生えてくる流れは次のとおりです。

【パターン①】
  1. 何らかの原因により、メラノサイトの活動に必要な栄養素が届かなくなる
  2. メラノサイト内に存在するチロシナーゼの活動が鈍り、メラニン色素の数が減る
  3. メラニン色素が不足したためにメラニン色素がないままの髪が作られる
  4. メラニン色素がないまま髪が伸びて白髪となる
【パターン②】
  1. 何らかの原因により、体内のチロシンが不足する
  2. チロシンが不足するとメラニン色素が作れないためメラニン色素の数が減る
  3. メラニン色素が不足したためにメラニン色素がないままの髪が作られる
  4. メラニン色素がないまま髪が伸びて白髪となる

以上のように、「何らかの原因」が起きた場合に白髪が生えてくるのですが、何らかの原因というのはパターン①のケースを引き起こす「血行不良」、パターン①と②を引き起こす「不規則な食生活」です。

血行不良

まず「血行不良」ですが、メラノサイトの活動に必要な栄養素は血液によって運ばれメラノサイトに届けられるのですが、血液の流れが悪い状態ではメラノサイトの活動に必要な栄養素がメラノサイトに届けられません。

なので、血行不良はメラノサイトの活動を鈍らせるため、メラニン色素の作られる量が少なくなったり、酷い時はメラニン色素が作られなくなるためメラニン色素が存在しない髪、つまり白髪が生えてきてしまいます。

不規則な食生活

次に不規則な食生活ですが、不規則な食生活を送っているとメラノサイトが活発的に活動を行うのに必要な栄養素が不足してしまいます。すると、メラノサイトが十分に活動できなくなってしまう場合があり、メラニン色素が充分に作られなくなってしまいます。

また、不規則な食生活を送っているとメラニン色素を作る材料である「チロシン」の摂取する量が少なくなるため体内の「チロシン」が不足してしまう場合があります。

メラニン色素はチロシンから作られるため、もしチロシンが不足しているとメラニン色素が作られないためメラニン色素が存在しない髪、つまり白髪が生えてきてしまいます。

なので、「血行不良」になったり、「不規則な食生活」を送っていると、白髪が生えてきてしまいます。なので、「血行不良」が起きたり「不規則な食生活」を送る習慣を若い時からしていると若い人でも白髪が生えてくる可能性は高くなります。

不規則な食生活とは

不規則な食生活とは、好きな物だけしか食べない、朝食や昼食など食事を抜く、無理なダイエットを続ける、などです。不規則な食生活を送っていると、一日に摂取すべき栄養素が不足してしまいます。

不規則な食生活を送ることで、メラノサイトが活発的に活動を行うのに必要な栄養素が不足したり、チロシンが不足してしまう可能性があります。

【用語】
  • メラノサイト:チロシナーゼを有する色素細胞と呼ばれる細胞。
  • チロシナーゼ:メラニン色素を生成する酵素。
  • チロシン:メラニン色素の原材料となるアミノ酸のうちの一つ。
  • メラニン色素:髪の色の正体。髪が黒く見えるのは、髪にメラニン色素が含まれているため。

若い時に「血行不良」を引き起こす習慣とは

「×」を表す女性

若い時に「血行不良」を引き起こす習慣とは、次のとおりです。

若い時にしていると白髪の原因になる習慣

  • ストレスを発散せずにため込んでしまう
  • 睡眠不足を放置する
  • 目を使いすぎる、目を休ませない(眼精疲労)
  • ほとんど運動しない(運動不足)
  • 喫煙する

【原因①】ストレスを発散せずにため込んでしまう

ストレスを受けると体が緊張状態になるため、血管が収縮して血液の巡りが悪くなります。ストレスを受けてもすぐにストレスを受けている状態が解消されればいいのですが、ストレスをため込んでしまい発散しないでいると、緊張した状態が続いてしまいます。

なので、ストレスを発散せずにため込んでいる状態が続けば血管が収縮して血液の流れが滞った状態が続くと、最悪血行不良になりやすいです。

【改善方法①】ストレスを発散する

ストレスはため込まずにできるだけ発散するようにしましょう。ストレスを発散するには次のものがあります。

ストレス解消になりそうなこと①

  • いつもよりたくさん睡眠を取る
  • 入浴する
  • アロマテラピーを楽しむ
  • 外出する
  • 買い物をする
  • 旅行する
  • 良く笑う
  • 何も考えずにぼーっとする
  • 動物に触れあう
  • ネコカフェやウサギカフェなどに行く
  • 森林浴する
  • 映画を見る
  • 読書する
  • コンサートやライブに行く
ストレス解消になりそうなこと②

  • 叫ぶ・大声を出す
  • 瞑想する・ヨガをする
  • マッサージしてもらう
  • スポーツ観戦する
  • 筋トレをする
  • ジムに行く
  • 運動する
  • 部屋を片付ける
  • 音楽を聴く
  • 色んなサークルに参加する
  • 飲み会をする・参加する
  • 愚痴を吐き出す
  • 実家に帰る
  • ドライブする

【改善方法②】環境を変える

いくらストレスを発散しても、過剰なストレスを受け続ける環境にいたとしたら、ストレス発散も焼け石に水かもしれません。なので、もしストレス発散しても効果がないと感じている場合は、環境を変える(離れる)のが良いです。

ストレスを受ける場所にあなたがいるなら、ストレスを受けない環境に移動することがストレスに悩まなくなる解決方法の一つになります。ただし、ストレスを受けない環境に移動するには自分一人の力ではできないことがあるので、周りの人に協力してもらうことが大事です。

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【改善方法③】カウンセリングを受ける

ストレスを酷く受ける環境にいる場合、人によってはストレスで受けたダメージがなかなか回復しないことがあります。なので、ストレスで受けたダメージを回復させるために、カウンセリングを受けて治療するようにしましょう。

【原因②】睡眠不足を放置する

睡眠不足は白髪の原因になります。睡眠不足になると、身体が休まっていない状態になり身体が常に緊張しています。緊張状態だと血管が収縮してしまい血液の流れが悪くなります。

血液の流れが悪い状態が続けば、血行不良の状態になってしまいます。

睡眠不足の改善方法

睡眠不足を解消するには次の方法があります。

【改善方法①】十分な時間睡眠する

睡眠不足とは睡眠が不足している状態なので、十分な時間睡眠することが大事です。人それぞれ適した睡眠時間は個人差があるかと思いますが、普段睡眠時間が少ないと感じている人は十分な時間寝るようにしましょう。

【改善方法②】睡眠の質を高める

睡眠を取るなら「質」も大事です。なぜなら、質の低い睡眠は、身体が十分に休まっていない状態になりやすいので、ストレスを感じやすいです。では睡眠の質を高めるにはどうすれば良いのかというと、次の方法があります。

(1)椅子やソファーなどではなくベッド(布団)で寝る

椅子やソファーなどで寝ても、身体は十分に休まりません。ちゃんと横になれるベッド(布団)で寝るようにしましょう。(椅子やソファーでも十分に寝れる人は一部いますが)

(2)不規則な時間に寝ない

朝方に寝て夕方になったら起きる、昼間に寝て夜起きてしまうといったように、不規則な時間に寝るのは体のリズムが狂ってしまいます。睡眠時間は十分取ったと思うかもしれませんが、規則正しい時間に寝て起きるよう睡眠を取るべきです。

(3)自分の体に合った枕を使う

自分の体に合っていない枕を使うと、首や肩など痛めてしまう場合があります。睡眠が浅くなったり、寝ている途中に違和感を覚えるかもしれません。なので自分の体に合っていない枕で寝るのは睡眠の質を下げてしまいます。自分の体に合った枕を使うようにしましょう。

(4)自分の体に合ったベッドで寝る

自分の体に合っていないベッド(布団)で寝ると、首や肩、腰、背中など痛めてしまう場合があります。睡眠が浅くなったり、寝ている途中違和感を感じて目が覚めてしまうかもしれません。

寝ている途中で起きてしまうと睡眠時間が減ってしまうし、また寝るのに時間がかかってしまうかもしれません。一度眠りに付いたら朝までぐっすり寝るのが理想です。自分の体に合ったベッドで寝るようにし、睡眠の質を下げないようにしましょう。

(5)寝室は出来るだけ静かにする

寝室で寝ていると音が気になって眠れないと言った経験はあるかと思います。不快な音(隣の部屋の物音、近所の生活音、ペットの鳴き声、など)が聞こえるとなかなか寝付けなかったり、寝ているのを起こされてしまいます。

なので、寝室の音は出来るだけ静かにすることが大事です。どうしても音が気になる場合は耳栓を使うのも良いですね。(出来れば使わずに寝れればいいのですが。。)

(6)ベッドの中に携帯電話やタブレットは持ち込まない

ベッドの中に携帯電話やタブレットは持ち込むと、ズルズル夜更かしをしてしまいがちです。スマホやタブレットの画面を見ているとブルーライトの影響を受けますし、気持ちが興奮状態になり眠れなくなったり、キリがなくメールやLineを続けてしまいます。

寝るタイミングをなくしてしまうためなかなか寝ることができず寝不足になったり、疲れが残ったまま朝起きることになります。なので、寝るときぐらいは携帯電話やタブレットは持ち込まずにベッド(布団)に入るようにしましょう。

(7)部屋の暗さを自分が落ち着く状態にする

部屋の暗さは睡眠の質に影響します。人によって好みの部屋の暗さがあると思います。自分が落ち着く部屋の暗さに合わせてから寝るようにしましょう。

【原因③】目を使いすぎる、目を休ませない(眼精疲労)

目を使い過ぎると、眼精疲労の状態になっても改善せずにそのまま放置しておくと、目の筋肉の力の機能が弱くなり、他の筋肉(例えば頭皮やこめかみの筋肉)を使うため、それらの筋肉を使うこととなり、頭部の筋肉が凝り固まってしまい血行不良となります。

普段目を使い過ぎていませんか?休ませずに使い過ぎていませんか?

仕事で長時間パソコンに向かって作業している、スマホをずっといじっている、テレビをずっと見ている、夜更かしや徹夜で目をずっと使っている、などなど・・・目を休ませている時間はかなり短いという人は多いと思います。

適度に目を休ませないと血行不良になるので、適度に目を休ませることが大事です。

眼精疲労の改善方法

眼精疲労を改善するには、次の方法が効果的です。

  1. 十分な時間睡眠を取る
  2. 休憩時間は出来るだけ目を使わない
  3. 蒸しタオルで目を温める(温度に注意です)
  4. 眼精疲労に効果的な目薬をさす

【原因④】ほとんど運動しない(運動不足)

筋肉は体全体に血液を巡らせるポンプのような働きがあります。なので、運動しないと血液が滞ってしまいます。まったく運動しなくても血液は巡りますが、運動することで血流は促進されます。なので、血流を促進するためにも普段の運動がとても大事です。

運動不足の改善方法

運動不足を改善するには普段から適度に運動することです。できることなら適度に運動するのを習慣づけすることです。数日やって3日坊主になっては意味がありません。できるだけ長く続けられるようにしましょう。

なお、オススメの運動は有酸素運動です。有酸素運動はウォーキングやサイクリングなどいくつかあります。

有酸素運動の例

  • ウォーキング
  • サイクリング
  • エアロバイク
  • 縄跳び
  • 水泳
  • ランニング
  • エアロビクス

楽しみながらできるだけ続けられそうなものを実践すると良いです。

【原因⑤】喫煙する

喫煙すると血行不良になりやすいです。なぜなら、タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させる作用がるからです。タバコを吸うたびに血管が収縮するよう作用するため、タバコを吸い続けていると血行不良になる可能性も高くなります。

タバコは血行不良を引き起こす原因になりますし、健康のためにも禁煙したほうが良いです。なかなかタバコがやめられないという人は、「禁煙外来」を受診してみると良いです。

自分の意志でやめられないのであれば、禁煙外来のような第三者を利用して禁煙を目指すのも良いです。

最後に

若い時にしていると白髪の原因になる習慣についてお話ししました。白髪の原因になる習慣とは、不規則な食生活、そして

  • ストレスを発散せずにため込んでしまう
  • 睡眠不足を放置する
  • 目を使いすぎる、目を休ませない(眼精疲労)
  • ほとんど運動しない(運動不足)
  • 喫煙する

の5つです。

上記の中には普段ついやってしまっている習慣があるかと思います。特に一人暮らしをしている人は、夜更かししていつも寝不足になっていたり、深夜の遅い時間に食事したり、休みの日は出かけずに部屋で1日中ゴロゴロしてしまう・・・などなど思い当たるのではないでしょうか。

こうした習慣を続けていると血行不良になって白髪が生えてくる可能性を高くしてしまいます。白髪の原因になる習慣を見直して白髪が生えてこないよう気を付けましょう。

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