白髪を見つけるとなんだか嫌な気持ちになりませんか?老けているように見られるし、なんだか疲れているようにも見える・・・。そんなイヤな気持ちにさせてくれるのが白髪。でも年を重ねればいつの間にか生えてくるのは仕方ない、なんて思っている人も結構いるはず。
でも白髪が生えてくるのは何もかなり歳を重ねた頃ではなく、意外にも30代くらいの人でも結構白髪が生えているような気がします。若白髪っていう言葉もあるくらいだから年齢関係なく老若男女問わず白髪に悩む人は多いのかもしれませんね。
ではストレスが原因で生えてくる白髪はどの場所に一番生えやすいのでしょうか?
ストレスが原因で生えてくる白髪はどの場所に一番生えやすいのはドコ?
ストレスが原因で生えてくる白髪はどの場所に一番生えやすいのかというと、生え際です。当然髪が伸びてくるのは生え際なので白く目立ってくるのも生え際のあたりです。
他に生えやすいところはと言うと次の通りです。
こめかみ
こめかみはストレスや眼精疲労により白髪の生えてきやすい部位です。こめかみは血流が滞りやすい部位でもあるため、眼精疲労を起こしやすいです。普段スマホやパソコン、テレビなどかなり目を酷使している場合は眼精疲労になりやすいです。
眼精疲労になると、髪を黒くする色素細胞である「メラノサイト」を活発化させるための栄養素が十分に渡らなくなってしまい、髪を黒くすることが出来なくなってしまいます。なので、目の使い過ぎないようにできるだけ休ませるようにしましょう。
耳の後ろ
耳の後ろもストレスが原因で白髪が生えやすい部分です。ストレスは血行不良を引き起こしやすく、血行不良は白髪の原因となりやすいです。血行不良になると、色素細胞「メラノサイト」の活動に必要な栄養素が届けられなくなる場合があります。すると「メラノサイト」の活動の低下を引き起こし、髪に色が着色されず白髪が伸びてしまう場合があります。
前頭部(前髪)
前頭部にもストレスによって生えやすい部分です。仕組みとしては、デスクワーク作業が多い場合に、ずっと座っているために肛門付近を酷使してしまいストレスがたまり、血行不良引き起こしてしまいます。結果として引き起こした血行不良が前髪の白髪につながるというわけです。また、前頭部は思考やコミュニケーションをするのに多く使われるため、頭を使いすぎることによってストレスを引き起こして血行不良を起こし、白髪の原因となっていることもあるかもしれません。
なんでストレスが原因で白髪が生えてくるの?
ストレスが原因で白髪が生えてくる一番の原因は何といっても血行不良を引き起こしてしまうことにあります。ではなぜ血行不良が白髪の原因となるのでしょうか。そもそも髪が黒く生えてくる仕組みを理解するととても分かりやすいです。
白髪が生える仕組み
なぜ白髪が生えてくるのか、その仕組みは次の通りです。
髪を黒くするための活動が鈍くなる、もしくは行われなくなるため
そもそも髪が作られる最初の時点では髪は白いのをご存知ですか?髪の最初は色が付いていない状態なんですね。では髪を黒くするために必要なことは「メラノサイトの活動」と「メラニン色素を作る栄養素」の2つです。
【髪を黒くするために必要なこと①】メラノサイトの活動
まず一つ目の「メラノサイトの活動」についてですが、髪の黒色の正体は「メラニン色素」と呼ばれる色素です。メラニン色素が髪の中に存在することで髪が黒く見えるんですね。メラニン色素が髪にあるかの違いが、黒髪と白髪の違い、というわけです。
メラニン色素はメラノサイトと呼ばれる色素細胞が作ります。メラノサイトが作ったメラニン色素は、髪の毛を作る毛母細胞と呼ばれる細胞に送られて、髪を作る段階でメラニン色素を髪に付け、そのまま伸びてくることで黒髪になります。髪が黒いためにはメラニン色素が無くてはならない存在ですが、メラノサイトが無くてはメラニン色素も存在することが出来ません。
メラノサイトの活動なくしてメラニン色素は作られないため、メラノサイトの活動がいかに大事であるかが良く分かります。
【髪を黒くするために必要なこと②】メラニン色素を作る栄養素
髪が黒く生えてくるのに大事なのは「メラノサイトの活動」だとお話ししましたが、もう一つ大事なことは「メラニン色素を作る栄養素」があります。と言うのは、たとえメラノサイトが活発に活動できたとしても、メラニン色素を作るための材料が無ければメラニン色素は作られません。材料がないのにメラニン色素は作れるわけがないのです。
なので、「メラニン色素を作る栄養素」は髪を黒くするために必要なことなんですね。材料がそろって初めてメラノサイトも活発に活動してメラニン色素が作られ、結果として髪が黒くなるわけです。
黒髪が生える仕組みを、ストレスが邪魔してしまう
髪を黒くするために必要なことには、「メラノサイトの活動」と「メラニン色素を作る栄養素」の2つがあるとお話ししましたが、ストレスがこの2つを邪魔してしまいます。なぜ邪魔してしまうのかというと次の理由があるからです。
【邪魔をする理由】必要な栄養素が送られるのをストレスに邪魔されてしまうため
ストレスを受けると体がこわばり、全身の血管が収縮してしまうために、血行不良を引き起こしてしまいます。髪は血液を栄養にしてできているので、血流が悪くなれば当然髪にも栄養は届きにくくなります。なので、髪に色を付けるよう働きかけるメラノサイトの働きも弱まってしまいます。メラノサイトの働きが低下すると髪に色が付かなくなってしまいます。
また、ストレスは活性酸素を発生させて細胞の老化を早めていきます。さらには、ストレスは自律神経の乱れを招くため、メラノサイトにダメージを与えることになります。メラノサイトがダメージを受けてしまうとメラノサイトの活動が鈍ったり正常に働かなくなったりして、髪に着色される前に髪が伸びてきてしまう可能性があります。
若い人でもストレスが原因で白髪って生えてくることがあるの?
若い人でもストレスが原因で白髪って生えてくることがあるのかと言うと、たしかに生えてくることがあります。ではなぜ若い人も白髪が生えてくるのかと言うと、次の理由が考えられます。
【若い人も白髪が生える理由①】ストレスに耐えられるほど身体が成熟していないため
若い人は大人に比べてストレスに耐えられるほど身体が成熟していないことが考えられます。精神面・肉体面どちらもまだ成熟していない人はストレスの耐性が弱く、血行不良のリスクもとても高いため、白髪が生えてくる原因になってしまうわけです。
そもそもストレスを上手く解消できるようコントロールできれば良いですが、受けたストレスをため込んでしまいがちです。上手くストレスを発散できずにいると血行不良の状態が続いてしまいます。親が気付いて上手くストレスを解消できるよう働きかけることが出来ればいいのですが、気が付かずにどんどん悪化させてしまうと血行不良はいつまでも解消できません。
親や周りの誰かが気が付いて支えてあげられれば良いですよね。
【若い人も白髪が生える理由②】勉強や部活、友人関係など非常にストレスを感じることが多い
若い人は、大人の世界とは違うストレスを多く抱えています。それは勉強や部活、友人関係などで、非常にストレスを感じることが多い世界でもあります。もしいじめに巻き込まれるようなことがあったとしたら・・・。
大人には分からない世界で過ごしている若い人たちは、大人が生活して感じているストレスよりももっと辛いストレスにさらされているかもしれません。少しでもストレスから解放できるよう気がついて挙げられればいいですね。
ストレスが原因の白髪。改善方法は?
ストレスが原因の白髪。改善方法はどんな方法なのでしょうか。方法は3つあります。
【改善方法①】ストレスを受ける環境から離れる
白髪が生えてくる原因が白髪であるなら、ストレスを受ける環境から離れることが大事です。これ以上ストレスを受けないためにも、今のいる環境から離れることで白髪が生えてこなくなるかもしれません。例えば、もしストレスをかなり受けているのが職場なら、その現場(職場)から離れることが一番の解決方法になるかもしれません。
現場を変えてもらうには、現場の上司に相談してみて配置転換をしてもらえないかお願いしてみましょう。もし現場の上司が動いてくれなければさらに上の上司(現場の上司のさらに上の上司)に話をしてみると良いですね。
【改善方法②】ストレスをため込まず発散する
ストレスを受けないで生活することは不可能です。なのでストレスと上手く付き合うかが大事です。ではどうすれば良いのかと言うと、ストレスをため込まずに上手く発散することです。ではどんなストレスの発散方法があるのかと言うと次の方法があります。
- いつもよりたくさん睡眠を取る
- 入浴する
- アロマテラピーを楽しむ
- 外出する
- 買い物をする
- 旅行する
- 良く笑う
- 何も考えずにぼーっとする
- 動物に触れあう
- ネコカフェやウサギカフェなどに行く
- 森林浴する
- 映画を見る
- 読書する
- コンサートやライブに行く
- 叫ぶ・大声を出す
- 瞑想する・ヨガをする
- マッサージしてもらう
- スポーツ観戦する
- 筋トレをする
- ジムに行く
- 運動する
- 部屋を片付ける
- 音楽を聴く
- 色んなサークルに参加する
- 飲み会をする・参加する
- 愚痴を吐き出す
- 実家に帰る
以上に挙げた方法の中にはすぐに実践できるものもありますし、楽しみながら実践できるものもいくつかありますよね。今からでもすぐに出来そうなものから始めてみると良いです。
【改善方法③】白髪染めする
以下にストレスを強く受ける環境から離れることが出来ても、またストレスを以下に発散できたとしても、ストレスを全く受けない環境なんてありませんのでストレスにより白髪が生えてきてしまうかもしれません。そうなると、白髪染めしたほうが楽です。
ただし、白髪染めを使うならあまりストレスを感じない白髪染めが良いです。ジアミンを使用している白髪染めヘアカラーは敏感肌の人や肌が弱い人は肌が荒れたりアレルギー症状が出てしまう可能性があるため、ストレスの原因となってしまうかもしれません。
また、出来るなら染めやすい白髪染めを使うと良いです。染めにくい白髪染めだと染めムラが出たり染め残しが出てしまうためストレスに感じてしまうかもしれません。ではどんな白髪染めが染めやすいのかと言うと、白髪染めシャンプーや白髪染めリンス、白髪染めトリートメントです。その理由は次の通りです。
【染めやすい理由】お風呂場で使うことが出来るから
白髪染めシャンプーや白髪染めリンス、白髪染めトリートメントで共通しているのは、お風呂場で使うタイプの白髪染めであるという点です。決して自分の部屋や居間などでは無いんですね。お風呂場で使うので、リラックスしながら染めることが出来ますし、普段使っているシャンプーやリンス、トリートメントに変えて使うだけなので簡単に使うことが出来ます。
しかも、自分の部屋や居間だと染料で汚れないよう色々気を付けないといけませんが、お風呂場なら染料が壁や床などに付着してもお湯やシャワーで流すだけで簡単に綺麗にすることが出来ます。
お風呂場で染めるのはリラックスして染めることができたり、汚れることを気にしなく使うことができる、など非常にメリットが大きいため、ストレスをあまり感じない白髪染めシャンプーや白髪染めリンス、白髪染めトリートメントを使うと良いです。
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最後に
ストレスが原因で生えてくる白髪はどの場所に一番生えやすいのかというと、生え際ですが、できるだけストレスを感じないようにする、またため込まずに上手く発散するといったように、上手くストレスと付き合うようにするようしたいですね。
あまりにストレスを感じる現場で働いているのであれば、その職場から離れることも検討したほうが良いです。あまりにストレスを感じる職場であれば「逃げる」のも悪いことではないです。自分を犠牲にする必要はないですからね。ストレスが酷い環境で徐々に髪の毛が白くなることを想像するだけでも怖いですからね。
また、あまりに白髪が増えてしまうようであれば白髪染めをするのも良いです。できれば染めやすい白髪染めシャンプーや白髪染めリンス、白髪染めトリートメントといった白髪染めなら自分で簡単に染めることができるので、そういった白髪染めを使ってみると良いです。