白髪の悩みに対して今すぐできる3つの対策方法とはいったい?

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白髪で悩んでいる人は、普段色々な方法で白髪対策をしているかと思います。ですが、白髪が生えてくる原因はいくつかあり、原因に合わせて対策をしなければなかなか効果が表れないものです。

そこで、白髪の悩みに対して今すぐできる対策方法を3つご紹介します。
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白髪の悩みに対して今すぐできる対策方法

白髪の悩みに対して今すぐできる対策方法には次の3つの方法があります。

【方法その①】生活習慣を見直す

生活習慣を見直すことで白髪を改善につながることが期待できます。ではどんなことを見直せば良いのかというと次の通りです。

①睡眠を十分に摂る

睡眠中の女性

睡眠不足は白髪が生えてくる原因につながるため、十分な睡眠が大事です。なぜ睡眠不足が白髪が生えてくる原因となるのかと言うと、髪を黒くする細胞の活動が鈍ってしまうからです。睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌が減少して自律神経にも悪影響を及ぼします。すると、血行不良の原因となり頭皮に栄養が行き渡らなくなってしまいます。

特に髪を着色する働きをする「メラノサイト」という色素細胞に必要な栄養素が届かなくなると、活動する力が低下して髪に色が付かなくなり髪が白いままに伸びてしまいます。これが白髪生えてきてしまう原因となるわけなんですね。

なので、夜更かしをしている人は要注意です。睡眠不足になりますからね。なので、十分に睡眠を取るようにしましょう。ただし、夜更かしをして寝不足な人が必ずしも全員白髪になっているかというとそうではありません。ですが、「メラノサイト」の細胞にとってはあまり良くないのは確かです。

ついつい夜遅くまでスマホをいじったり、テレビやYoutube、TVゲームに読書など私たちの回りには誘惑は多いですから、なかなか早く寝ることはできないですよね。でも髪の事を考えて夜はしっかり寝て睡眠を十分にとることをおススメします。(私もついつい夜更かししてしまいます。。(^^;))

ただし、お仕事で帰りが遅い方はどうしても寝る時間が少なくなってしまいますよね。そういう方はなかなか睡眠が取れないので、できるだけ休日に睡眠を優先させて寝る時間をしっかり確保したいですね。

②ストレスを溜めない、解消する

ストレス発散中の女性

ストレスを溜めてしまうと白髪の原因となります。ストレスを受け続けると血行不良の原因となります。なぜ血行不良になるかと言うと、身体がストレスを感じることで体が緊張状態になり、血管が収縮した状態が続いてしまうため血流が妨げられてしまうからです。血流が妨げられてしまうと血行不良を起こしてしまいます。若い年齢の人は特に、身体が未発達なのでストレスに順応できない場合があり、若白髪の原因になることがあります。それだけストレスは髪にとっては大敵なんですね。

なので、ストレス状態が続くことで血行不良を引き起こし、髪を黒くするための色素細胞である「メラノサイト」の活動に必要な栄養素が届けられなくなってしまいます。「メラノサイト」の活動に必要な栄養素が届けられなくなると、「メラノサイト」の活動が鈍くなったり、最悪活動が止まってしまうことにもなりかねません。なので、「メラノサイト」の活動が鈍くなれば髪が黒く着色されず白いままの髪が伸びてしまうため白髪となってしまうわけなんですね。

なお、ストレスを解消するには次の方法があります。すぐに出来そうなものからやってみると良いです。

ストレス解消になりそうなこと①

  • いつもよりたくさん睡眠を取る
  • 入浴する
  • アロマテラピーを楽しむ
  • 外出する
  • 買い物をする
  • 旅行する
  • 良く笑う
  • 何も考えずにぼーっとする
  • 動物に触れあう
  • ネコカフェやウサギカフェなどに行く
  • 森林浴する
  • 映画を見る
  • 読書する
  • コンサートやライブに行く
ストレス解消になりそうなこと②

  • 叫ぶ・大声を出す
  • 瞑想する・ヨガをする
  • マッサージしてもらう
  • スポーツ観戦する
  • 筋トレをする
  • ジムに行く
  • 運動する
  • 部屋を片付ける
  • 音楽を聴く
  • 色んなサークルに参加する
  • 飲み会をする・参加する
  • 愚痴を吐き出す
  • 実家に帰る
  •  

③偏った栄養の食事や過度のダイエットはしない

偏った栄養の食事やダイエットは白髪の原因になるのでやめるようにしましょう。たとえば、1日1食と言った生活を繰り返していると、「メラノサイト」の活動に必要な栄養素が不足してしまい、髪に着色しない状態のまま髪が生えてきてしまうことで白髪が生えたり増えたりしてしまうことがあります。

また、髪色の素であるメラニン色素は、毛根と頭皮に十分な栄養がないと作られません。なので、普段の食生活において「メラノサイト」の活動に必要な栄養素を摂ることはとても大事です。食生活を見直して改善するのも白髪予防に効果的というわけなんですね。

なお、白髪予防で摂っておきたい栄養素は次のものがあります。

タンパク質

卵かけご飯

たんぱく質は健康な髪の毛を作り出すのに必須な成分です。たんぱく質は髪の主成分でもあり、強い髪を作るためには欠かせません。頭皮を健康にする効果もあるので、メラニン色素を作る細胞であるメラノサイトの活性化にもつながってきます。たんぱく質だけを摂っただけでは黒い髪が生えてくるわけではありませんが、メラノサイトの活動のためにもたんぱく質の摂取はとても大事です。

ちなみに、たんぱく質は肉類、卵、牡蠣、しらす、いくら、たらこ、カツオ、アジ、まぐろなどに含まれます。

チロシン

たらこ

チロシンはアミノ酸の一種で、メラニン色素の原料とも言われています。このチロシンが不足すると、メラノサイトがメラニン色素を生成することが出来なくなってしまいます。なので、チロシンは髪が黒くなるのに無くてはならない栄養素です。

ちなみに、チロシンはチーズ、乳製品、しらす干し、たらこ、ピーナッツ、りんご、納豆、バナナ、アボカドなどに含まれています。

レバー

鉄分が不足すると貧血になりやすくなります。貧血になり血液が減少している状態だと、チロシンが運ばれてくる量そのものが減ってしまいます。なので、チロシン不足になり、白髪の原因となってしまうわけです。また、貧血により酸素が体の隅々まで充分に行き渡らなくなると「メラノサイト」自身も酸素不足で機能不全になってしまうこともあります。なので、鉄分が不足して貧血状態にならないよう気を付ける必要があります。

ただし、白髪には様々な要因が重なって生えてくるわけなので、鉄分だけしっかり補給しても白髪が完全に改善するというわけではありません。ですが、「メラノサイト」がしっかり活動できるよう、鉄分が不足しないようにしておくことが大事です。

レバー、赤身の肉や魚、貝類、大豆製品に鉄分が多く含まれています。

ごま

実は「銅」は黒髪になくてはならない存在です。というのも、チロシナーゼという酵素がチロシンを酸化することにより黒いメラニン色素に変わります。なので、「銅」が無ければチロシナーゼは活動できませんし、黒いメラニン色素が作られることもありません。

「銅」が不足することは白髪を増やしてしまう原因となるかもしれないため、「銅」をしっかり摂る必要があるわけなんですね。ただし、今は「銅」が摂取できるサプリメントが販売されていますが、過剰に飲んだりすると逆効果になるかもしれません。良かれと思ってたくさん飲まずに適量を飲むようにしましょう。

なお、牛肉のレバーやホタルイカ、干しエビに多く含まれており、そのほかに豆類やカシューナッツ、ゴマなどにも含まれています。

亜鉛

カキ

亜鉛による白髪改善の因果関係は分かっていない部分が多いです。亜鉛を摂取したからと言って白髪が改善された、というわけにはなりませんが、白髪の原因である活性酸素を除去する効果が認められています。また、亜鉛は、黒髪の色素であるメラニンの生成を促すという効果で知られています。なので、亜鉛をしっかり摂取しておくことは白髪にとっても大事であると言っても良いと思います。

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亜鉛が含まれる牡蠣や煮干し・レバー・豆類・木の実などで摂ることが出来ます。サプリメントならお手軽に亜鉛を摂ることが出来ますが、サプリメントが苦手な人はこういった食材を中心に食べると良いです。

カルシウム

牛乳

カルシウムはメラニンを作る細胞「メラノサイト」の活動を活発にする働きがあります。カルシウムが不足するとメラノサイトの働きが悪くなってしまうんです。なので、メラニン色素が作られなくなり、髪に栄養が届かなくなってしまいます。髪を黒くする成分がなくなってしまうため白髪が生えてしまうというわけです。

たとえば、妊娠してからや、出産した後に白髪が増えてしまう女性がいるかと思いますが、それはカルシウムがかなり不足していることが理由にあると言われています。白髪が増えるのはカルシウムが不足しているだけが理由というわけではありませんが(様々な理由が関係しているとは思いますが)、お腹の赤ちゃんにたくさんの栄養素が届けられていることで、必要な栄養素が不足してしまい、髪を黒くする細胞の活動が鈍ってしまっているのかもしれません。

ホルモンバランスの乱れが原因の白髪には、カルシウム不足にあるとも言われているので、妊娠中はカルシウムを補うことが出来るようカルシウムが十分に摂れるものを食べるようにした方が良いですね。(食べても問題ないものを選びましょう)

ちなみにカルシウムは、牛乳、チーズ、煮干し、小松菜などから多く摂取することが出来ます。

ビオチン

豆

ビオチンは、「ビタミン7」「ビタミンH」などと呼ばれている水溶性ビタミンのひとつです。ビオチンを摂取することでメラノサイトを活性化させる働きがあると言われています。

肉類や魚類、卵などで、特に牛レバー、他にも野菜や乳製品、特に豆類にビオチンが多く含まれています。


なお、こちらの記事でも白髪を予防する栄養素や食べ物について説明していますので、合わせてご覧いただければ幸いです。
[clink url=”https://shiraga-kaizen.com/archives/1582″]

④紫外線を出来るだけ避ける

紫外線

紫外線を浴びるのも白髪の原因となります。髪が紫外線を浴びるとダメージを受けてしまいますが、紫外線のダメージは「メラノサイト」にも影響を与えます。紫外線を浴び続けると、「メラノサイト」がダメージを受けてしまい、「メラノサイト」の活動が鈍ったり、最悪「メラノサイト」が正常に働かなくなりメラニン色素が作られなくなることで黒い髪が作れなくなってしまいます。

肌と同じように、髪にとって紫外線はとても影響が強いものであるため、紫外線をできるだけ浴びないようにすることが大事です。とはいえ紫外線を全く浴びないようにするのは無理だと思うので、次の方法を参考にして実践されると良いです。

不必要に紫外線を浴びないようにするには

  • できるだけ外出を避ける
  • 日が当たるところで歩かない
  • 帽子をかぶったり日傘をさす
  • 日が暮れた頃に出かける時間をずらす
  • UVカットスプレーを髪に吹きかける
  • 日差しが強い時間帯は歩かずに車やバスで移動する

⑤タバコは吸わない

タバコ

タバコも髪のためには吸わないほうが良いです。タバコにはニコチンが含まれており、そのニコチンは血管を収縮させてしまう働きがあります。血管が収縮すると血液の流れが悪くなります。血液の流れが悪くなり血行不良を引き起こします。血行不良は「メラノサイト」の活動に必要な栄養素が届けられなくなるため、血行不良の原因となるタバコは吸わないほうが良いです。

髪のことはもちろん、身体のためにもお財布のためにも(汗)、タバコを控えることがとても大事なことです

⑥目を使い過ぎない、目を休ませる

目が疲れている女性

目の使い過ぎと白髪の間には実は大きな関連性があります。目を使いすぎると眼球付近の筋肉が凝り固まってしまうため、毛細血管の血流は滞ってしまい、その結果疲労物や老廃物を蓄積させてしまうことになります。

また、眼精疲労になると目の筋肉の力の機能が弱くなるため、他の筋肉(例えば頭皮やこめかみの筋肉)を使うため、それらの筋肉を使うこととなり、頭部の筋肉が凝り固まって血行不良となります。

血行不良は「メラノサイト」の活動に必要な栄養素が届けられなくなる原因となり、「メラノサイト」の活動が低下して髪に色が着色されず白髪が伸びてきてしまいます。なので、目の使い過ぎは髪の毛の色にも影響を与えてしまいます。なので、適度に目を休ませたり、そもそも目を使い過ぎないよう気を付ける必要があります。

ついついやってしまいがちなスマホいじりはかなり目に負担をかけますし、夜更かしも目を使う時間が長くなるので出来るだけ早い時間に寝るようにしましょう。他にも、昼休みは昼寝をして目を使わない時間を作るのも良いですね(アイマスクを使うと便利ですね)。

⑦適度に運動する

ランニングする女性

適度に運動することもとても大事です。運動不足の状態が続くと筋力が低下して血液の巡りが悪くなります。血行不良は「メラノサイト」の活動に必要な栄養素が届けられなくなるため、運動不足は髪にとって大敵です。適度に運動することで血液のめぐりが良くなるため適度に運動して運動不足が改善するようにしましょう。

【方法その②】白髪改善用のサプリメントを飲む

サプリメント

現在白髪染め対策用のサプリメントも販売されています。サプリメントの大きなメリットはとてもお手軽に始められること、そして続けやすいことです。なぜなら飲むだけで良いですし、生活習慣を見直すのも大変と思われる人もいるでしょうし、白髪染めも結構面倒だったりします(白髪染めは美容室で染めてもらうとかなり楽ではありますが)。

ただし、あくまでサプリメントであり薬ではないので(そもそも白髪が生えてこなくなるようなお薬はまだ存在しません)、すぐに髪を白から黒に変えたい!というわけにはいきません。今すぐ白髪を黒髪に変えたいという場合は白髪染めをするしかないですね。

【方法その③】白髪染めする

全体染めする女性

白髪染めは白髪の悩みを手っ取り早く改善するためには一番お手軽な方法です。例えば、白髪染めヘアカラーなら1度染めればすぐに理想の黒髪に変えることが出来ます。しかも染めてもすぐに落ちるわけではなく1ヶ月や2ヶ月と言った期間は色が持ちます(徐々には色が落ちてはきますが)。

染める手間はかかるものの、今すぐに髪を黒くしたいという人にとっては一番良い方法です。なお白髪染めには白髪染めヘアカラー以外にも様々な白髪染めがあります。ではどんな種類のものがあるのかは次のページに詳しくまとめてありますのでそちらを参考にしてみて下さいね。
[clink url=”https://shiraga-kaizen.com/archives/37″]

逆にこれだけはしていけない方法とは?

【これはやめておくべき①】白髪を抜く

白髪を抜こうとする女性

白髪を抜くのは今生えている白髪を減らすのに一番手っ取り早い方法です。白髪染めだと染めるのに準備や後片付けの手間がかなり面倒なので、染めるのに比べたらとってもお手軽です。ですが、白髪を抜くのはおススメできません。なぜなら、白髪を抜くのは痛いですし、薄毛の原因にもなります。なので、白髪は抜かないほうが良いです。

【これはやめておくべき②】白髪を切る

クシとハサミ

白髪を切るのもあまりおススメできません。なぜなら、白髪を切っても次にまた生えてくるのは白髪なのでキリがないからです。しかも白髪を切ってまた伸びてくるとピーンと外に飛び出してしまうため目立ってしまいます。

また、白髪を切ろうとして他の健康な黒髪まで切ってしまうこともあります。なので、白髪が伸びてきたらまた切るのを繰り返すよりは白髪を染めたほうが良いです。

最後に

白髪の悩みに対して今すぐできる3つの対策方法についてご説明しました。1つ目の「生活習慣を見直す」については7つの方法についてさらに詳しくお話ししました。取り組みやすいものから実践されると良いです。

2つ目の「サプリメントを飲む」と3つ目の「白髪染めする」については、1つ目の「生活習慣を見直す」のが大変な場合にやると良いです。ご紹介した3つの方法はどれもそれほど難しくないですが、無理せずに自分が取り組みやすい方法からまずは実践してみましょう。

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