
白髪染めトリートメントは染まらない?上手に染める4つの方法とは
髪や頭皮に優しい白髪と言えば白髪染めトリートメントですが、上手く染まらないという声があります。他にも色が落ちやすいといった声もあります。
白髪を染めたいのに髪に色が付きにくく上手く染まらないというのは困りますよね。では白髪染めトリートメントは上手く染まらないから、白髪染めトリートメントは使わずに別のタイプの白髪染めを使ったほうが良いのでしょうか。
いいえ、上手く染まらないと白髪染めトリートメントを使うのを諦めるのはもったいないです。
では、白髪染めトリートメントは染まりにくい理由と、白髪染めトリートメントを使って白髪を上手く染める方法について詳しくお話ししますね。
Contents
白髪染めトリートメントが染まりにくい理由
白髪染めトリートメントが染まりにくい理由は次のとおりです。
【原因①】髪の表面(外側)に色を付けるから
白髪染めトリートメントが染まりにくい理由は、髪の表面(外側)に色を付けるからです。髪の状態によっては白髪染めトリートメントの染料が付きにくい、落ちやすい場合があります。
たとえば、髪にシリコン入りのヘアケア商品を使っていると染料が上手く付着せずに弾かれてしまいます。シリコンは髪の表面を保護する成分なので、染料が付きにくい特徴があるというわけです。
使っているシャンプーによっては白髪染めトリートメントを使っても上手く染まらない場合があるので、使っているシャンプーを変えてみると染まる場合があります。
なお、シリコン入りシャンプーかどうかは、成分表を見てもシリコンと書かれていないので分かりにくいです。シリコン入りのシャンプーかどうかを特定するには次の成分が使われているかどうかです。
- ジメチコン、アモジメチコン、メチルポリシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、シクロメチコン、シクロペンタシロキサンなど
商品のパッケージ(箱)に成分名が書かれているので、今使っているシャンプーの成分表を見てみると良いです。また、成分表を見ても良く分からないという場合は、商品名に「ノンシリコンシャンプー」と書かれている、シリコンが使われてはいないものを選ぶと良いです。
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【原因②】染め方(使い方)が間違っている・不十分
白髪染めトリートメントが上手く染まらないのは、使っている白髪染めトリートメントに原因があると思う前に、染め方(使い方)が間違っていたり、不十分だったりする場合があります。
放置時間が短い
白髪染めトリートメントの染料を髪に付けたら暫く待つ時間を放置時間と言いますが、白髪染めトリートメントの商品によって推奨されている放置時間があります。白髪染めトリートメントで白髪染めする際は放置時間を守る必要があります。
もし放置時間が短い場合はちゃんと色が付かない場合があります。白髪染めトリートメントで白髪を染める前に説明書で放置時間をしっかりと確認してから染めるようにしましょう。
使う量が少ない
白髪染めトリートメントで白髪を染めるときにどのくらいの染料を使っていますか?髪の多さによりますが、白髪染めトリートメントを使う量が少ないと十分染まらないことがあります。
もし上手く染まらない場合は使う量が足りていない場合があるので、説明書に書かれている使用量を確認してみましょう。
使う回数が少ない
白髪染めトリートメントは使い始めは色が付きにくい特徴があります。それは髪の表面に色を付けて染めるため、初めて使う時は特に色が付きにくい場合があります。(付き方は髪の状態に個人差はありますが)
なので、初めは色が付きにくい特徴を知らずに1、2回使ったけど染まらないとすぐに使うのを諦めてしまう人がいますがとてももったいないです。
髪が濡れている状態で使っている
白髪染めトリートメントは使い始めは色が付きにくい特徴があるため、使い初めにどう染めるか(使うか)が大事です。使い始めは乾いているほうが染料の吸収が良いので、使い始めは乾いている状態で染める(使う)方が良いです。
また、濡れた状態だと髪についている水分で染料が薄まってしまうのでしっかり染まらない場合があります。余計なものは混ざっているとムラも出てしまうため、何も混ざっていない白髪染めトリートメント100%の状態で髪を染めたいです。
ただし、何度か使っているうちに髪に色が付いてきてからは、全然色が付いていない状態とは違い多少は濡れている状態で使っても大丈夫です。使い始めは染め方に気を付けるようにしましょう。
ちなみに乾いている状態で染料を上手く塗り込むのは髪が濡れている状態よりは少し大変だと思いますが、しっかり塗り込むようにしましょう。
白髪染めトリートメントで白髪を上手く染める方法とは
白髪染めトリートメントが上手く染まらない原因についてお話ししましたが、ではどうすれば上手く染めることができるようになるには次の方法があります。
放置時間は守るか少し長めにとる
白髪染めトリートメントで髪を染めるのに大事なのは放置時間です。放置時間が短いとしっかり髪が染まりません。商品の説明書を確認し、放置時間を守って使うようにしましょう。
また、少し放置時間を長くして見るのも良いですね。商品に書かれている放置時間はあくまで目安であり、染まり方には個人差が多少あるので商品に書かれている放置時間では少々短い場合もあります。
なので、白髪に色が上手く付かないと感じている場合は少し放置時間を延ばしてみるのも検討してみると良いです。(あくまで商品に書かれている放置時間は守ることが大前提であることを理解したうえで放置時間を長くすることを検討してください)
1、2回程度使って染まらなくても使うのをあきらめない
白髪染めトリートメントは1、2回程度使っても色が付きにくい特徴があります。使い始めは毎日使うことが推奨されています。使い続けることで、毎日、3日に1回、1週間に1回、といったように、使うにつれて使用する日の間隔が伸びていきます。
なので、使い始めに色が付かない、染まっていないと思って使うのを諦めてしまうのはもったいないです。なので、染まらないと諦めずに使い続けるようにしましょう。
1回の適量を守るか少し多目に使う
白髪染めトリートメントを使う量は守る必要がありますが、髪の状態によっては説明書に書かれている適量では少ない場合があります。なぜなら説明書に書かれている適量はあくまで目安だからです。人によっては適量を言われている量を使っても少ない場合があります。
なので、少し多めに使うことでちゃんと髪に色が付く場合があります。あくまで適量を守りつつ、気持ち多めに使ってみると良いです。
使い始めは髪が乾いた状態で使う
使い始めは髪が乾いた状態で使うのが良いですね。濡れた状態だと髪についている水分で染料が薄まってしまうのでしっかり染まらない場合があるため、余計なものは混ざらない状態で染めるようにしましょう。
髪が乾いた状態だと髪にしっかり髪に吸収されやすいので、使い始めは髪が濡れた状態で使わずに乾いた状態で使うようにしましょう。
白髪染めトリートメントは上手く染まらないものだと決めつけるのはもったいない
白髪染めトリートメントは上手く染まらないという声を聞くと白髪染めトリートメントを使うのはやめて他のタイプの白髪染めを使おうかと思う人はいるかと思いますが、正しい使い方をすれば染まらない、ということはありません。
正しい使い方を守り、そして少しだけ使い方を工夫すれば(放置時間を長くする、1度に使う量を増やしてみる)、染まり方は改善される場合があります。白髪染めトリートメントは上手く染まらないという思い込みは捨てて白髪染めトリートメントを使ってみると良いです。
もし白髪染めトリートメントを使おうかな、使ってみたいけどどんな白髪染めトリートメントを選べば良いんだろう、と思っているなら次のページにまとめましたので参考にしてみてくださいね。
最後に
白髪染めトリートメントは確かに染まりにくい特徴があります。ですが、染まるよう工夫すれば染まらないなんて言うことはありませんし、白髪染めの中では使いやすいメリットもあります。
髪や頭皮に優しい白髪染めで、香りが良いものもありイヤなニオイに悩まされることなく染めることができる、など白髪染めの中でもメリットが多いので、一度白髪染めトリートメントを使って白髪をケアしてみてはいかがでしょうか。