根元あたりが黒い白髪がたまに生えているのはいったいなんで?

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白髪って1本の髪が全部白いものかと思いきや、たまに根元あたりが黒い白髪が生えてきたりしませんか?なんだか中途半端に白い部分と黒い部分があったりして見た目が変ですよね。

では言ったい何が起きているのでしょうか?なぜ根元あたりが黒い白髪がたまに生えてくるのか、詳しくお話ししますね。
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なぜ根元あたりが黒い白髪がたまに生えてくるの?

考える女性

ある日突然髪から色が抜けて白くなったわけではありません

なぜ根元あたりが黒い白髪がたまに生えてくるのかと言うと、ある日突然髪から色が抜けて白くなったわけではなく、「白髪が伸びていたけど途中から黒い毛が伸びるようになった」のだと考えられます。

つまり、髪が生えてくる時に白いまま毛が伸びていたけど、何らかの原因で再び髪に色が付き始めたということです。なお、伸びた毛自体がある日突然黒く変化したということはありません。

白く伸びていたものが、途中で黒く色づくようになった。なぜ途中で黒く色づくようになったというのは、いったいどういうことなのでしょうか。考えられる理由としては次の理由が考えられます。

【考えられる理由①】睡眠を十分に取るようになった

睡眠が十分でない、睡眠不足の場合に白髪の原因となる場合があります。睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌が減少して自律神経にも悪影響を及ぼします。すると、血行不良の原因となり頭皮に栄養が行き渡らなくなってしまいます。特に髪を黒くするためのメラニン色素を作り出す色素細胞「メラノサイト」に必要な栄養素が届かなくなると、メラノサイトの活動する力が低下して髪に色が付かなくなってしまうかもしれません。

なので、睡眠不足が原因で生えてくるようになった白髪なら、睡眠を十分とるようになり睡眠不足が解消されたことで髪が黒くなる可能性は十分考えられます。メラノサイトの活動が正常に行われるようになったことでメラニン色素が作られるわけですからね。

【考えられる理由②】十分に栄養が摂れている食生活を送るようになった

無計画ダイエットを無理に続けていたり、偏った食生活や食事を抜くといったことを繰り返していると、「メラニン色素」を作るための必要な材料である栄養素が足りなくなるかもしれません。また、メラニン色素を作り出す色素細胞「メラノサイト」の活動に必要な栄養素も不足してしまうかもしれません。

なので、「メラニン色素」を作るための必要な材料である栄養素やメラニン色素を作り出す色素細胞「メラノサイト」の活動に必要な栄養素が不足しているのが原因の白髪なら、十分に栄養が摂れている食生活を送るようになったことで白髪だったはずが途中で黒くなった可能性は十分考えられます。

【考えられる理由③】運動不足にならない程度に運動している

運動不足も白髪の原因となります。というのも、運動不足が原因で頭皮が血行不良になると必要な栄養素が正常に毛根へと送られなくなるため、メラノサイトの働きが悪くなってしまいます。

なお、運動不足の状態が続くと血流が悪くなります。なぜなら、運動せず体を動かさないと筋力が低下して血液の巡りが悪くなり、十分な血液をちゃんと心臓に戻すことが出来ず血行不良になるからです。

なので、必要な栄養素がしっかりと送られるよう血流を正常にしてくれる運動はとても大事なんです。適度に運動して運動不足が改善されれば、血行不良の改善にもつながります。

以上により、運動不足が原因で生えてくるようになった白髪なら、運動不足にならない程度に運動するようになったことで髪が黒くなった可能性が考えられます。

【考えられる理由④】タバコをやめた

タバコが白髪の原因となることがあります。ではなぜタバコと白髪がなぜ関係しているのかと言うと、タバコには血行不良を引き起こす可能性があるからです。なぜ血行不良を引き起こすのかと言うとニコチンが関係しているからです。

ニコチンは血管を収縮させる働きがあり、血管が収縮すると血液の流れが悪くなります。血液の流れが悪くなることで血行不良を引き起こし、その結果「メラノサイト」の活動に必要な栄養素が届けられなくなるというわけです。

なので、白髪を禁煙したことで、白髪が原因で生えてきていた白髪が途中で黒く色づいて伸びてくる可能性は考えられます。そもそもタバコは健康を害するものであるため禁煙することは良いことばかりなのですが、白髪の原因にもなるので禁煙したほうが良いです。(余談となってしまいすみません)

【考えられる理由⑤】ストレスをあまりため込んでいない、上手く解消できている

ストレスも白髪の原因となります。何が問題なのかと言うと、ストレスは血行不良を引き起こしてしまうからです。

ストレスは自律神経を乱し、血行不良や新陳代謝の妨げとなる要因となります。血行不良になると、「メラノサイト」の活動に必要な栄養素が届けられなくなる場合があります。すると「メラノサイト」の活動の低下を引き起こし、髪に色が着色されず白髪が伸びてしまいます。

なので、ストレスが原因で生えていた白髪なら、ストレスをあまりため込んでいない状態だったり、上手く解消できている状態に変わったことである日突然黒く色づくようになり、根元が黒くなったのだと思われます。

【考えられる理由⑥】眼を使い過ぎていない、十分休ませている

眼の使い過ぎは白髪の原因となる場合があります。目の使い過ぎは眼球付近の筋肉が凝り固まってしまうため、毛細血管の血流が滞ってしまいます。すると、疲労物や老廃物を蓄積させてしまうことになります。

また、眼精疲労になると目の筋肉の力の機能が弱くなり、他の筋肉(例えば頭皮やこめかみの筋肉)を使うため、それらの筋肉を使うこととなり、頭部の筋肉が凝り固まって血行不良を引き起こしてしまいます。

血行不良は「メラノサイト」の活動に必要な栄養素が届けられなくなる原因となり、「メラノサイト」の活動が低下して髪に色が着色されず白髪が伸びてしまいます。

以上のことから、眼の使い過ぎにより生えてきている白髪の場合、目を使い過ぎないようにした、もしくは目を使い過ぎてもしっかり目を休ませるようにしたことで、髪の途中に髪に色が付くようになったことが考えられます。

【考えられる理由⑦】紫外線をあまり浴びないようにしている

紫外線は髪を痛めるだけでなく、髪を黒くする働きまで悪い影響を与える場合があります。その仕組みとしては、次の通りです。

紫外線を浴び続けると、「メラノサイト」がダメージを受けてしまい、「メラノサイト」の活動が低下しまいます。最悪黒い髪を作りだすことが出来なくなってしまうことになり、そうなると髪が着色されずに白髪のまま伸びてきてしまうことになります。

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なので、紫外線の悪い影響を髪が受けて白く生えて来た白髪が、紫外線対策を十分行ったことにより、髪に色を付ける働きが改善されたことにより髪の途中に髪に色が付くようになったことが考えられます。

根元あたりが黒い白髪って、実は良いことだったりします

人差し指を立てる女性

ここまでで、白髪だった髪の根元からある日突然黒く色が付くようになった理由を幾つかお話ししましたが、途中から髪に色が付くということは良いことなんですね。見た目は変だと思うかもしれませんが、白髪の原因が改善されている結果髪に色が付くようになったわけですから。

とは言っても髪全体が以前のように真っ黒になる保証はありませんが、少なくとも白髪が生えてくる原因の一つ(または二つ以上あるかもしれません)が改善されたわけですからね。

白髪が生えてくる原因はいくつもありますが、困ったことに今生えている白髪の原因を特定できないんです。もしかしたら加齢かもしれないし、もしかしたら睡眠不足?ストレス?それとも・・・?と言ったように、原因が特定できないのが白髪なわけです。

なので、睡眠をいくらとっても他の原因で生えている原因なら相変わらず白髪は改善することが出来ないんですね。ただし、根元が黒いのであれば白髪の原因が改善された証拠です。なので、今の生活習慣を維持していくことが大事です。

髪が黒く生える仕組みと、白髪が生えてくる仕組みについて

人差し指を立てる女性

そもそもなぜ髪は黒く生えてくるのでしょうか。髪が黒く生えてくる仕組みをお話ししますね。

髪が黒く生える仕組み

髪が黑く生える仕組みとは、色素細胞である「メラノサイト」が髪が黒い色の正体であるメラニン色素を作り、毛母細胞と呼ばれる細胞に送られます。髪を作る段階でメラニン色素を髪に付け、そのまま伸びてくることで黒髪になります。

白髪が生えてくる仕組み

白髪が生えてくる仕組みとは、毛母細胞に取り込まれるべき色素であるメラニン色素が取り込まれなくなるために、メラニン色素が髪の中に存在しない状態のまま生えてくる状態のことを言います。つまり、メラニン色素がなければ髪は黒くなりませんし、メラノサイトが存在しなかったり、メラノサイトの活動が十分に行われなければ髪は黒くなりません。

また、不幸にもメラノサイトが死滅してまった場合はメラニン色素を作ることが出来ないため、髪が黒くなることはありません。一時的にメラノサイトの活動が鈍くなったものの、再びメラノサイトの活動が活発に行われればメラニン色素が再び作られるようになり黒く色が付いた髪が伸びてくる可能性はあります。

なお、ちなみに白髪は白いわけではなく実は透明で、内部組織が透けることで乱反射して白く見えるだけなんです。

見た目がイヤなら白い部分を切ってしまいましょう

ハサミ

黒い部分が根元から生えてきているということは、特に生活習慣を悪くしなかったり、加齢が原因の白髪にならない限りはそのまま黒い髪が伸びてくるため、その髪は白くはならないので、白い部分を切ってしまうと良いです。

抜くのはおススメできない

また、絶対やってほしくないのは根元あたりが黒い白髪を「抜いてしまう」ことです。抜くのはとてもお手軽で楽なのですが、頭皮を痛めるし、抜くとき痛いのでおススメできません。

また、次に髪が生えて来たときにちぢれてしまうこともあるため、抜こうとはしないで黒い部分は残しつつ白い部分を切ってしまうのがおススメです。

切らずに染めてしまうのも良いですね

根元あたりが黒い白髪の数が多い場合、1本1本切るというのおなかなか大変だと思います。なので、いっそのこと染めてしまうほうが楽です。もし染めるならできるだけ髪や頭皮を痛めない天然由来の成分を主に使っている白髪染めが良いです。

特に白髪染めトリートメントを使うと良いです。頭皮や髪にダメージを与えてしまいやすい白髪染めヘアカラーよりは、髪を補修する効果が期待できる白髪染めトリートメントがおススメです。

また、白髪染めトリートメントはお風呂場で使うタイプの白髪染めなのでとてもお手軽に使うことが出来るため、根元あたりが黒い白髪が他にもないか探しては染めるような面倒な作業も必要ありません。

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もし自分で染めるのが面倒なら美容室で

自分で染めるのは面倒、と言う人は美容室で染めてもらうのも良いですね。面倒な作業は髪を染めるプロである美容師さんがすべてやってくれます。自分で染めるよりもお金はかかってしまいますがしっかり綺麗に染めてくれるので美容室を利用されると良いです。

最後に

根元あたりが黒い白髪がたまに生えているのはいったいなぜなのかと言うと、白髪が生えてくる状態が何らかの原因で改善されて再び髪に色が付き始めたということです。何らかと言う表現をしたのは、白髪が生えてくる原因は様々なので、睡眠不足が原因で生えてきている白髪だったのか、ストレスが原因で生えてきている白髪だったのか、様々だからです。

今までは睡眠不足だったり過剰にストレスを受けていた・ため込んでいた、と言った理由で生えていた白髪であれば、十分に睡眠を取るようになったりストレスをため込まないよう上手く発散するようになれば髪に色を付ける仕組みが改善されて黒く生えてくる可能性は十分あります。

つまり、生活習慣が改善されたことによるものであれば白髪が改善されている証拠と言うわけなんですね。非常に良い傾向にあると言えます。なので、根元が黒くなるようになった今の生活習慣を続けるようにしましょう。再び睡眠不足やストレスをため込んでしまえばまた白く髪が生えてきてしまいますからね。

もし根元あたりが黒い白髪をそのままにしておくのがイヤなら切ってしまうか、白髪染めしてしまうのが良いですね。

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