理想の髪色に染めたとしても、毎日シャンプーをしているとどうしても色が落ちてきてしまいますよね。せっかくキレイに染めたのに色が落ちるのは少し悲しいですが、どんなシャンプーでも少なからず色は落ちてしまいます。
ですが、シャンプーの中には色が落ちやすいものと落ちにくいものがあります。最近白髪染めの色が落ちやすい気がするなら、もしかすると白髪染めの色が落ちやすいシャンプーを使っているかもしれませんよ?
なので、今使っているシャンプーは白髪染めの色が落ちやすいのか、それとも落ちにくいシャンプーなのかを確かめておくと良いです。
では白髪染めした髪が色落ちしないシャンプーを使うならどれが良いのかお話しします。
白髪染めした髪が色落ちしないシャンプーを使うなら
白髪染めした髪が色落ちしないシャンプーを使うなら、アミノ酸系洗浄成分が使われているシャンプーです。
アミノ酸系洗浄成分には、汚れや害のある皮脂を取り除き、必要な潤いを残してくれる性質があります。洗い上がりはとてもソフトな感じになります。
洗浄力が低いという特徴がありますが、洗浄力が高すぎるほうが頭皮の皮脂を落とし過ぎてしまうので、頭皮の健康のためにはアミノ酸系洗浄成分が良いんです。
洗浄力が強くはないという特徴を持つ一方、染めた髪の色まで落としてしまうことがないのがアミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーなんです。
アミノ酸系洗浄成分というとあまり聞きなれないとは思いますが、もしシャンプーをするとどうも色落ちが気になるという場合はアミノ酸系洗浄成分が使われたシャンプーを使ってみると改善されるかもしれません。
シャンプーにアミノ酸系洗浄成分が使われているかを見分ける方法
アミノ酸系洗浄成分が使われたシャンプーと言われても、どれがアミノ酸系洗浄成分が使われたシャンプーなのか良く分からないと思うかもしれません。シャンプーのパッケージや容器などの裏側に「これはアミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーです」なんて書かれているものはほとんどありませんからね。
ではアミノ酸系洗浄成分が使われているシャンプーなのかをどうやって見分ければ良いのかというと、成分表を見て特定することができます。どんな成分がアミノ酸系洗浄成分なのかというと次のとおりです。
- ココイルグルタミン酸na
- ラウロイル~酸na
- ココアンホ~
といった言葉の付いた成分が成分表に書かれていれば、それがアミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーです。
「カウブランド 無添加シャンプー さらさら ポンプ付 500ml」はこちら >>
「大島椿 プレミアム シャンプー 300mL」はこちら >>
今使っているお気に入りのシャンプーを別のシャンプーに変えるのはイヤだとは思いますが、もし色落ちを早めるシャンプーを使っているなら、アミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーを使ってみると良いです。
色落ちしやすいのはどんなシャンプーなの?
アミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーが色落ちしにくいのに対して、色落ちしやすいのはどんなシャンプーなのかというと石油系界面活性剤が使われているシャンプーです。
なお、石油系と言うと石油が使われているのかと思われるかもしれませんが、現在は決して原料に石油を使っているものはほぼ無く、物質の構造が石油に近いものかどうかです。
原料が石油ではないけど、製造の過程で石油の成分に近くなる場合があるので石油系と言われるんです。
「石油系界面活性剤」を使っているシャンプーは非常に洗浄力があるため色落ちを早めてしまうんです。なので、せっかく白髪染めで染めた髪の色を長持ちさせたい場合は、この「石油系界面活性剤」を使っているシャンプーは使わないようにすると良いです。
シャンプーに石油系界面活性剤が使われているかを見分ける方法
先ほど話したとおり、アミノ酸系洗浄成分と同じようにシャンプーのパッケージや容器などの裏側に「これは石油系界面活性剤を使ったシャンプーです」なんて書かれているものはほとんどありません。
ではどうやって石油系界面活性剤が使われているシャンプーなのか見分けることができるのかというと、成分表を見ることです。その成分表を見れば石油系界面活性剤の成分を見つけることができるので、シャンプーのパッケージや容器の裏に書かれている成分表を確認しましょう。
ではどんな成分が石油系界面活性剤なのかというと、次の成分です。
- ラウレス硫酸~
- ラウリル硫酸~
以上の文字が含まれる成分を成分表の中から探してみてください。もし成分表に書かれていれば「石油系界面活性剤」が使われているシャンプーです。
なので、今使っているシャンプーに「石油系界面活性剤」が使われていないか成分表を確認されてみると良いです。
最後に
白髪染めした髪が色落ちしないシャンプーを使うならどれが良いのかお話ししました。
色落ちしにくいのはアミノ酸系洗浄成分が使われたシャンプーです。一方、色落ちしやすいのは石油系界面活性剤が使われたシャンプーです。
成分表を見ることでアミノ酸系洗浄成分が使われているのか、石油系界面活性剤が使われているのかが分かるので、一度確かめてみると良いですね。
成分表はシャンプーのパッケージや容器の裏などに書かれていることが多いのですぐにでも確かめることができますよ。