白髪染めってなんだか自分で染めるのは難しそうなイメージがありませんか?
確かに染めるための準備が結構手間がかかったり、染めるときに染め残しや染めムラが出ないようにするのに慣れが必要だったりしますよね。生えている白髪を染めようと鏡で見ても染めにくいところはどうしても染め残しが出てしまいそうですし。
頭の後ろや襟足など、自分一人では染めにくいところをしっかり染めるのにはまだ染めるのに慣れていない人にとって大変です。
とは言っても染める経験を積まないといつまで経っても染めるのは上手くならないし・・・。なので、できるだけ染めにくい白髪染めは使いたくないですよね。
まあ、そんな白髪染めで苦労するなら悩む必要のない美容室で白髪染めのほうが美容師さんにキレイに染めてもらえるため、自分では染めないと思っている人も多くいらっしゃるかと思いますけどね。
では逆に、自分でも簡単に白髪を染めることが出来る白髪染めがあるならそっちを使いたいですよね。自分でも不器用だなーと思っている人はなおさら簡単に白髪染めが出来るものを選びたいでしょうしね。
そこで、自分でも簡単に白髪を染めることが出来る白髪染めとはいったいどんな白髪染めなのか、ご紹介します。
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自分で簡単に染めることが出来る白髪染め
【自分で簡単に染めることが出来る白髪染め①】白髪染めシャンプー&白髪染めトリートメント
何といっても簡単に染めることが出来るのは、この白髪染めシャンプーと白髪染めトリートメントです。ではなぜ白髪染めシャンプーと白髪染めトリートメントが自分で簡単に染めることが出来る白髪染めなのか、理由は次の通りです。
【簡単に染められる理由①】普段使っているシャンプーと同じように使えるから
なぜなら、いつも使っているシャンプー変えるだけで良いからです。しかも使い方は普段のシャンプーとほぼ同じように使えば良いんです(使い方については商品ごとに細かい注意があるかもしれないので、念のためお取り扱い説明書をご確認ください)。
小さなお子さんでもない限り、シャンプーをするのに難しいと感じた人はいないと思います。それだけ白髪染めシャンプーで髪を染めるのは簡単なんです。なので、白髪染めをもっと簡単にやりたいと思う人にはおススメの白髪染めです。
【簡単に染められる理由②】素手で使えるから
白髪染めシャンプーと白髪染めトリートメントは素手で触ることが出来ます。白髪染めの中には強い薬品を使っているものがありますが、そういった白髪染めを素手で触ると手が荒れてしまったり、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。
ですが、白髪染めシャンプーと白髪染めトリートメントは自然由来の成分を主に使用しており、お肌に優しい成分ばかりを使っているため、お肌へのダメージ与えるようなことがほぼないんですね。
なので、手袋を使わずに白髪を染めることができます。手袋をして手がむれるのがイヤだという人にとって素手で染めることが出来るというのは大事です。
ただし、白髪染めトリートメントはお肌へのダメージは少ないのですが、商品によっては洗い流そうとしても指と爪の間に染料が残ってしまうものもあるため、手袋の使用を勧めている商品もあります。なので、使用する時は、事前に商品の説明書を確認されると良いです。
【簡単に染められる理由③】お風呂場で使うから
白髪染めシャンプーは、「シャンプー」と言うくらいですから、お風呂場で使います。また、白髪染めトリートメントも白髪染めシャンプーと同様にお風呂場で使います。居間や自分の部屋と言った場所では使いません。居間や自分の部屋と言った場所では使う白髪染めにはないメリットがあります。
【お風呂場で使うメリット(1)】リラックスしながら髪を染めることが出来る
お風呂場は1日の中のリラックスできる貴重な時間ですよね。そんなリラックスできる時間なら気持ちよく髪も染めることができます。ただし、お風呂場が十分暖まっていない時に染めるのはおススメできませんので、お風呂場が十分暖まってから白髪染めするようにしましょう。
【お風呂場で使うメリット(2)】床や壁などを汚してもお湯やシャワーで洗い流せる
白髪染めをしていると、染料が床に垂れたり、服に付着して汚してしまいます。なので、床を汚さないよう新聞紙やビニールシート、タオルなどを敷いたり、汚れてもいいように着替えたりする必要があります。また、部屋にあるものに染料が付かないよう気を付けないといけません。
ですが、お風呂場で染めるなら、いくら床が汚れようともシャワーで洗い流せば問題ありませんよね。服も、そもそもお風呂場で使っているわけですから特に服が汚れるなんて心配は必要ありません(裸の格好をしているという前提で話をしています)。
また、壁や扉、窓、お風呂場にあるあらゆるものもシャワーで洗い流せばキレイに出来るので問題ありません。なので、お風呂場なら白髪染めの染料が付着しても何も気にする必要が無いのが良いですね。
自宅で染めやすい白髪染めシャンプー3選
①haru kurokamiスカルプ

商品名
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haru kurokamiスカルプ
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メーカー
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haru-shop/株式会社nijito
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・使うたびに美しくしなやかな髪に仕上がります。また、髪のハリやコシ、ボリュームをアップするために、発毛成分である「キャピキシル」を配合しています。
・全部で33種類のエイジングケア成分を配合しています。
②利尻カラーシャンプー

商品名
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利尻カラーシャンプー
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メーカー
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株式会社ピュール
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・使い方はとても簡単で、普段しているシャンプーと同じように使うだけで面倒な手間も必要ありません。
・天然利尻昆布を使用。天然利尻昆布のもつ美容成分が髪に潤いを与え、他にも保水や保湿効果をもち髪のパサつきをしっとりまとめるよう働きかけます。
・シャンプーして、すぐ洗い流さないで、キャップして、5分ぐらい置いておくと、染まりが良いです。その後、カラーケアコンディショナーをしています。髪の質感は、特に良くもなく、悪くもないと感じています。かなり真っ黒なので、重い印象なのですが、モード系と思う事にします。
③グローリン・ワンクロス

商品名
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グローリン・ワンクロス
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メーカー
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株式会社ソシア
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・ハリやコシ、うるおい成分を配合し、髪を美しく染め上げます。
・白髪染め特有のイヤなニオイはありません。また、お肌への刺激もないので安心して使うことが出来ます。
自宅で染めやすい白髪染めトリートメント3選
①マイナチュレ カラートリートメント

商品名
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マイナチュレ カラートリートメント
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メーカー
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株式会社レッドビジョン
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・合成香料やシリコン、パラベンなど8種類の成分を使用していない無添加仕様です。
・植物由来の原料を約94%使用。
②髪萌ヘアカラートリートメント

商品名
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髪萌ヘアカラートリートメント
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メーカー
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株式会社プロ・アクティブ
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・敏感肌の人でも優しく作られています。地肌に負担をかけることもありません。
・独自のラッピング製法により、使うごとに色が定着してきます。
・12種類の植物由来成分や「ガゴメエキス」を配合しているので、地肌と髪の毛に栄養を与えます。
③玉髪(たまぐし)白髪用ヘアカラートリートメント

商品名
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玉髪(たまぐし)白髪用ヘアカラートリートメント
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メーカー
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株式会社ベンチャーバンク/養蜂堂オンラインショップ
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・3種類の天然染料を配合。他にも、天然の美髪成分を配合しており、痛んでパサついた髪を歩数しながら、ハリやコシのある艶やかな髪へと導きます。
・髪に良くないアルコールや合成香料と言った成分は使用していません。
・香りはツンとしない優しいオレンジの香りで癒されます。
【自分で簡単に染めることが出来る白髪染め②】一時着色料(白髪隠し)
一時着色料(白髪隠し)も簡単に白髪を染めることが出来る白髪染めです。その理由は次の通りです。
【簡単に染められる理由】すぐに色が付きやすいため
一時着色料(白髪隠し)はすぐに色が付きやすいという特徴があります。というのは、厳密にいうと一時着色料(白髪隠し)は髪を染めているというよりかは、髪の表面に色を付けているんです。なので、お出かけ前の時間で気になる白髪をサッと黒髪に変えることが出来ます。
ただし、髪の表面に色を付けているということは色が落ちやすいという特徴があるということです。現在は汗や雨に濡れても落ちにくいと言われている商品もありますが、ほとんどがシャワーで洗い流せてしまいます。
【簡単に染められる理由】狙った白髪を染めやすい形状をしているため
一時着色料(白髪隠し)の形状を見てみると、染めたいと狙った白髪染めを染めやすい形状をしています。中には白髪の1本1本をしっかり染めやすいものもあります。そういった一時着色料(白髪隠し)を使うことで、簡単に白髪を染めることが出来ます。
たとえばコーム(クシ)タイプの一時着色料(白髪隠し)の形状を見てみると、まさに先が櫛のようになっており、白髪をしっかり染めることができ、しかもそれが使いやすいんです。そもそも一時着色料(白髪隠し)は自分で染めやすいように作られているので、簡単に気になった白髪をサッと隠すことが出来ます。
自宅で染めやすい一時着色料3選
①ホーユー ビゲン ヘアマスカラ (ナチュラルブラック) 15mL

商品名
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ホーユー ビゲン ヘアマスカラ (ナチュラルブラック) 15mL
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メーカー
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ホーユー株式会社
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②ホーユー シエロ コーミングカバー (ダークブラウン) 9ml

商品名
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ホーユー シエロ コーミングカバー (ダークブラウン) 9ml
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メーカー
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ホーユー株式会社
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③サンカラーマックス40

商品名
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サンカラーマックス40
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メーカー
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株式会社ケンコー
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簡単には染めにくい白髪染めって?
白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメント、一時着色料(白髪隠し)と言った白髪染めが簡単に白髪を染めることができるとご説明しましたが、逆に簡単に染めにくい白髪染めはと言うと、白髪染めヘアマニキュアです。なぜ簡単には染めにくいのかと言うと次のような理由があるからです。
【白髪染めヘアマニキュアが染めにくい理由】根元まで染めにくいため
白髪染めヘアマニキュアがなぜ根元まで染めにくいのかと言うと、お肌に付着するとなかなか落ちないからです。なので、頭皮に付着しないように染めないといけませんが、頭皮に付着しない髪の根元ギリギリで染めるというのは結構難しいです。
でも頭皮近くまで染めないと、根元は白いままです。根元ギリギリまで染めると頭皮についてしまうし、かといって頭皮に付くのはイヤだから根元から離れた部分だけを染めると根元あたりは白いままだし。。そんな事を考えると白髪染めヘアマニキュアでしっかり白髪全体を染めるのは結構難しいことが分かります。
ではなぜお肌に付着するとなかなか落ちにくいのかというと、白髪染めヘアマニキュアにはタール系の色素を使っているためです。
白髪染めヘアマニキュアは「髪の表面に吸着して色を付ける力が強い」という特徴があり、白髪への着色力が高いだけでなく、付着したものに色を付ける色が強いため、髪にもお肌にも付着したら洗い流そうとしてもなかなか落ちないんですね。また、髪の薄い人がもし染料が付着してしまうと、頭皮に付着した色が目立ってしまうかもしれません。
簡単に染められないけど1度でしっかり染めたい人は?
自分では簡単に染められないけど、1度で簡単に色が付く白髪染めはどんな白髪染めかと言うと、白髪染めヘアカラーです。なぜ白髪染めヘアカラーが1度でしっかり染まるのかと言うと、1剤と2剤の働きを見ればとても分かりやすいです。
ではどう働きかけるのかと言うと、1剤が髪のキューティクルを開かせて、髪の中に染料が入りやすくします。そのキューティクルが開いた状態になってから2剤を浸透させます。その後染料が髪に残ることで髪の色が黒くなります。
また、浸透した染料は髪から出にくくなるため色が長持ちします。白髪染めヘアカラーは1度でしっかり染まるのに加えて色も落ちにくく、商品ごとに違いはあるものの、目安としては2~3ヵ月持続します。
白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントに比べて染めるのに準備や後片付けなどを考えると面倒なことがあるため簡単に染められるものではありませんが、1度で簡単に色が付いて長持ちすることを考えると、白髪染めヘアカラーは簡単に白髪を黒髪に染めることが出来ます。
ただし、先ほどの説明でも触れましたが、髪のキューティクルを開いて染料を浸透させるため髪が痛みやすくなります。なので、1度で簡単にしっかり染まるのと引き換えに髪へのダメージを受けてしまうデメリットがあるため、髪にほとんどダメージを与えない優しい白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントを使うと良いです。
最後に
簡単に染められる白髪染めならどれを選べばいいかというと、白髪染めシャンプーか白髪染めトリートメント、一時着色料(白髪隠し)です。
白髪染めシャンプーか白髪染めトリートメントはお風呂場で染めることが出来るので簡単に使えますし、一時着色料(白髪隠し)は狙った白髪染めを染めやすく作られているものが多く、簡単に白髪を染めることが出来ます。簡単に気になる白髪を染めたいならこれらの白髪染めを選ばれると良いです。