年齢と共に生えてくる白髪。白髪を改善するためには白髪染めをしている人は多いかと思います。
そんな白髪は黒髪にまじって生えてきますが、白髪だけを染めるのって結構難しかったりします。髪全体なら染めやすいですが、部分的に染めるとなると黒髪も仕方なく染めていると思います。なので、白髪が生えている部分を上手く染めるのにはどうしたら良いのでしょうか?
そこで、白髪が生えている部分だけ上手く染めるのはどうしたら良いのか詳しくご説明します。
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【方法その①】美容室で染めてもらう
かなり手っ取り早い方法としては美容室に行って美容師さんに染めてもらうことです。染めてもらうのは美容師さんに全てやってもらえるので、自分は特に何もしなくて良いのでとても楽です。自分で染めるよりもしっかり綺麗に染めてもらえます。
ただし、自分で部分染めをするよりもお金がかかりますし、予約をしなければなりません。また、美容室にも通わなければならないので、時間的な制約が出来てしまうため手間がかかります。それでも、自分で部分染めをするのが面倒な人にとって美容室で染めてもらうのはかなりおススメです。
部分染めをしてくれる美容室は多いので、興味があれば利用されると良いです。なお、下の通りに行えば部分染めをしてくれる美容室を探しやすいです。
部分染めをしてくれる美容室の探し方
②ホットペッパービューティのページが開いたら、「部分染め」と入力して検索ボタンをクリックします。
③地域で絞るとさらに通いやすい美容室が見つかりやすいです。
④検索結果から部分染めを行っている美容室を探します。
以上の通りに行えば部分染めを行っている美容室を見つけやすいです。ただし、検索に引っかからなかった美容室でも部分染めをしてくれるかもしれませんし、自分が良く通っている美容室でも部分染めをやっているかもしれないので、一度美容室に確認されると良いです。
【方法その②】自分で染める
美容室ではなく自分で部分染めをするのもポピュラーな方法ですね。
一時着色料(白髪隠し)を使う
自分で白髪が生えている部分を染めるなら、一時着色料(白髪隠し)が良いです。なぜ自分で白髪が生えている部分を染めるなら一時着色料(白髪隠し)が良いのかと言うと次のような理由があるからです。
【一時着色料(白髪隠し)が良い理由】部分的に染めやすいよう作られているものが多いため
一時着色料(白髪隠し)は、部分的に染めやすいよう作られているものが多いです。例えば、コームやマスカラタイプの形状は狙った白髪だけを染めやすいです。ピンポイントで白髪を染めることが出来やすいので、部分的に生えている白髪も理想の色に仕上げることが出来ます。
また、ファンデーションタイプの一時着色料(白髪隠し)も、パフで気になっている白髪にパタパタとはたいてつけるだけで気になる白髪を隠すことが出来るため、部分的に染めやすいです。
以上のことから、一時着色料(白髪隠し)は部分的に染めやすいよう作られているものが多い白髪染め、というわけなんですね。
どんな一時着色料(白髪隠し)があるの?
現在は色々な商品が販売されています。ではどんな一時着色料(白髪隠し)があるのか、一時着色料(白髪隠し)の種類についてご説明します。
【一時着色料(白髪隠し)①】マスカラタイプ
マスカラタイプは、まつげ用のマスカラのような形をしており、基本的に小さなブラシを使って着色していきます。なので、気になる白髪1本をピンポイントで白髪隠しをするのに向いている一時着色料(白髪隠し)です。マスカラタイプは髪の毛の表面に一時的に着色させます。容器の見た目は、通常のまつ毛のマスカラと同じような形をしています。容量が小さいですが、ごく数本だけ、一部分に集中して、白髪を1本1本をしっかり染めるのには便利です。
また、染める必要がなくなったらシャンプーで簡単に落とすことができます。
ただし、本当に気になる部分だけに染めるのには向いているものの、白髪をたくさん隠したい時にはたくさん塗らないといけないので、たくさん白髪を隠したい人は白髪染めトリートメントや白髪染めヘアカラーと言った髪全体を染める白髪染めを使われると良いです。
ブローネヘアマスカラ ダークブラウン

商品名
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ブローネヘアマスカラ ダークブラウン
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メーカー
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花王
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・広い範囲でも一気に塗れてしかも髪がからみにくいです。
・忙しい人にも嬉しい30秒速乾タイプ。
・束になりにくくごわつかないので、自然な仕上がりになります。
・汗や水に強くて色落ちしにくい「ウォーターブルーフタイプ」です。
【一時着色料(白髪隠し)②】スティック(筆)タイプ
スティック(筆)タイプは白髪隠しの初心者でも使いやすい一時着色料(白髪隠し)です。なぜなら、先端がブラシや筆状なので自由自在に気になる部分の白髪を染めることができ、そして根元から広範囲に塗れるからです。また、容器がコンパクトで持ち運びにも便利なので出先や旅行先などでも、白髪を見つけたら手軽に白髪隠しができます。
さらには、マスカラタイプとは違ってスティックタイプの一時着色料(白髪隠し)は液状ではないので塗り心地もなめらかです。塗った後の仕上がりも固まったりしないのが特徴です。
ですが、部分的に染めるだけなので、髪全体を染めるにはたくさん使わなければならないため、髪全体を染めるなら白髪染めトリートメントや白髪染めヘアカラーと言ったといった全体染めに向いている白髪染めを使われると良いです。
ラサーナ ヘアカラースティック 白髪かくし ヘアーカラー ダークブラウン 40g

商品名
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ラサーナ ヘアカラースティック 白髪かくし ヘアーカラー ダークブラウン 40g
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メーカー
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ラサーナ
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・今までよりもさらに塗りやすいよう改良されています。(根元部分などの細かいところを塗る時に刷毛のコシが弱くて塗りにくい、と言った声を受けて)
・液だれしにくく、しかも無香料なので染めにくさはありません。
・持ち運びに便利なストッパー付きキャップを採用。使いやすさにこだわって作られています。
【一時着色料(白髪隠し)③】スプレータイプ
スプレータイプの一時着色料(白髪隠し)は、広範囲に渡って白髪が目立つ方や、地毛がほとんど白髪という方にとって使いやすいの一時着色料(白髪隠し)です。スプレータイプは広い範囲の白髪をカバーすることができ、シューっと吹きかける細やかな霧状の着色料なのでムラになりにくい特徴があります。そして時間をかけずに簡単に白髪を隠すことが出来ます。
ただし、スプレータイプの一時着色料(白髪隠し)は髪に吹きかけるので、服にも吹きかかってしまうため服にかからないよう大き目のタオルを首に巻いてガードするか、お風呂場と言った場所で汚れても良いような服装で使われると良いです。また、髪に吹きかけるときに誤って吸い込まないよう使う時は気を付けましょう。
さらには、スプレータイプの一時着色料(白髪隠し)は、正確には髪を染めているのではなく髪の表面に色を付けているわけでは無いので、染める必要がなくなったらシャンプーで簡単に落とすことができます。
スプレータイプの一時着色料(白髪隠し)の難しいところは、狙ったところに吹き付けるのが難しかったりするところです。塗るタイプのものなら狙ったところを染めるのは難しくないですが、吹きかけるとなると、鏡を見ながら狙って吹きかけるので慣れ(コツ)が必要です。もし誤って顔に吹きかけてしまったら悲しいです(;´Д`)。もし目に入ってしまったらすぐに洗い流します。
以上のことから使うのが少々難しいため、使い始めの時は少し苦労するかもしれません。
サロンドプロ カラーオンスプレー ナチュラルブラウン 82g

商品名
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サロンドプロ カラーオンスプレー ナチュラルブラウン 82g
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メーカー
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ダリア
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・髪色になじむ自然な色合いに染め上がります。
・椿オイル(つややか成分)を配合。
・無香料で使用後はシャンプーで簡単に洗い流すことが出来ます。
【一時着色料(白髪隠し)③】ファンデーション
ファンデーションタイプの一時着色料(白髪隠し)は、スポンジやパフにつけて塗る形状をしており、広範囲の白髪隠しに向いています。ファンデーションタイプはパウダー状が多く、ファンデーションのスポンジの「面」を使って一気に塗ることができるので、お手軽に気になる白髪を一気にカバーできます。自分の好みの量だけをスポンジに取って、トップや分け目などの白髪部分にポンポンと押していくだけで、すぐに白髪を隠すことができます。
また、地肌にファンデーションが付着すると地肌に色が付くため、薄毛で悩む人の薄毛対策にもなります。
ただしデメリットとして、ファンデーションタイプはパウダー状が多いので、ほかの白髪隠しに比べると汗や水などで落ちやすいです。また、シャワーをすればすべて洗い流せてしまいます(シャワーで洗い流せるのはメリットでもありますが)。
ウエラトーン リタッチコンシーラー ライトブラウン

商品名
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ウエラトーン リタッチコンシーラー ライトブラウン
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メーカー
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ウエラ
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・密着パウダーが毛髪1本1本に自然につくので、毛束にならず自然に染め上がります。
・水・汗につよいウォータープルーフ処方なので、シャンプーで簡単に落とすことができます。
【一時着色料(白髪隠し)④】コーム型
コームとはクシの事ですが、そのコーム型の一時着色料(白髪隠し)は、ボトルヘッドが櫛(コーム)やブラシのようになっており、染料入りのパウダーが少しずつ出てくるタイプです。頭頂部や分け目など、ある程度広い範囲の白髪を隠したい人が使うのに向いています。また、染める部分としては頭頂部・分け目・生え際などに染めるのに向いています。
コーム型の一時着色料(白髪隠し)も他の一時着色料(白髪隠し)と同様に、シャワーをすればすべて洗い流せてしまいます。
ロート製薬 50の恵エイジングケア お出かけ前の白髪かくし ダークブラウン くし型マーカータイプ 10mL

商品名
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ロート製薬 50の恵エイジングケア お出かけ前の白髪かくし ダークブラウン くし型マーカータイプ 10mL
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メーカー
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ロート製薬
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・根元から使っても地肌につきにくく、とかすだけで髪に色がつきます。
・液が髪に付き過ぎず、べたっとしません。なので、自然な仕上がり。
・髪のボリュームはそのままで、お出かけ前に手軽にしっかり白髪を隠すことができます。
【一時着色料(白髪隠し)⑤】パウダーミスト
パウダーミストの一時着色料(白髪隠し)は、パウダーが褐色の細かい粒子で、白髪と地肌が目立つところにトントンとつけます。微粒子パウダーが髪や地肌に密着するため、自然に美しく気になる部分をカバーしてくれます。
また、パウダーミストの一時着色料(白髪隠し)は気になる部分に軽くポンポンとパフの部分を当てるだけで、白髪と地肌を隠せます。なので、白髪と一緒に薄毛や抜け毛が気になる人が使うのも良いですね。
なお、パウダーミストの一時着色料(白髪隠し)も他の一時着色料(白髪隠し)と同様に、シャワーをすればすべて洗い流せてしまいます。
ジュモン 彩髪メーク 本体 ブラウン 13.5g

商品名
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ジュモン 彩髪メーク 本体 ブラウン 13.5g
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メーカー
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有限会社山和
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・クリーミーパウダータイプで白髪に色を付けやすいです。
・塗るだけで頭皮と髪の両方に色を付けることができます。
・シャンプーだけで落とせるので、頭皮を痛めることはありません。
いっそのこと全体染めの白髪染めを使ってしまう
白髪が生えている部分だけ染めたいのに、全体染めの白髪染めを使うというのは元も子もない話ですが、いっそのこと全体染めの白髪染めを使ってしまうのもアリだと思います。なぜ全体染めもアリなのか、その理由は次の通りです。
白髪染めによっては染め残しが出にくいため
一時着色料(白髪隠し)狙った白髪を染めるのに向いている部分染めの白髪染めですが、染め残しが出てしまう場合があります。それに対して、全体染めの白髪染めの中には染め残しを気にしないで染めることができます。それは白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントです。というのも、普段のシャンプーやトリートメントと同じように使えるからです。染料を髪全体に付けたあと放置時間を待って洗い流すだけなので、髪全体を染めることが出来ます。
ただし、しっかり染めたい部分に染料が付かなければ染め残しが出てしまうため、必ずしも染め残しが出ないとも限りませんが、染料をしっかり髪に付けてれば髪全体が均等に染まります。
白髪の生え方によっては全体染めの方が楽なため
いちいち部分染めするのは面倒だと感じている人はいるかと思います。また、あちこち生えてきている白髪を隠すのは部分染めは向いていないと感じるかもしれません。そういったあちこちに生えてきている白髪を部分染めで隠すのであれば、白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントと言った白髪染めを使い全体染めする方が楽です。
部分だけしっかり染める、染め残しなく染めるとていうのは結構難しかったりします。白髪染めによっては部分染めするよりも全体染めする方が手間が少ないものもありますし、全体染めする方が染め残しが出ずに髪全体をキレイに染めることもできます。
部分染めだと染め残しの心配がありますので、全体染めの方が、部分的に生えている白髪を染めるのに向いていることもあります。
最後に
白髪が生えている部分を上手く染めるにはどうしたら良いのかについてご説明しました。白髪が生えている部分を上手く染めるには、白髪を染めるプロである美容師さんにお願いするのが一番手っ取り早いです。ですが、美容師さんに染めてもらうのにはお金もかかりますし、美容室に通わなければならない時間的制約も発生してしまいます。なので、自分で染めるほうが手っ取り早い場合のかもしれません。
部分的に生えている白髪を染めるのに向いている白髪染めはやはり一時着色料(白髪隠し)です。全体染めの白髪染めだと白髪以外を染めることになりますし、一時着色料(白髪隠し)の方がお手軽に白髪が生えている部分だけ染めやすいです。
ただし、いくら部分的に白髪が生えているとは言っても、その白髪の数が多ければ部分染めよりも全体染めする方が良い場合もあります。白髪の生えている数によって部分染めをするか全体染めをするのか判断しましょう。