白髪染めした白髪が色落ちする原因と色を長持ちさせる方法とは?

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白髪染めって徐々に色が落ちてきてしまいますよね。なので、せっかく染めた髪の色が落ちてしまうと少しガッカリ。。白髪を染めたのにまた染め無きゃいけないのは面倒だしお金もかかる・・・だからこそ、できるだけ色が落ちないように出来たら良いなと思いますよね。

では、白髪染めした白髪が色落ちする原因とはいった何なのでしょうか?また、白髪染めした髪の色をできるだけ長持ちさせる方法とはいったいどんなものなのでしょうか?詳しくお話ししますね。
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白髪染めした白髪が色落ちする原因とは

白髪染めした白髪が色落ちする原因には次のものが考えられます。

【原因】シャンプー

シャンプーをしている女性

毎日するシャンプーで白髪染めして染まった色が落ちてしまいます。目に見えて分かるほど落ちるわけではありませんが、徐々に色が落ちてしまいます。髪の汚れは落ちるけど一度染めた色は髪を洗っても落ちないというわけではないんですね。

では、なぜシャンプーをすると染めた色が落ちてしまうのかと言うと、髪の表面に染料を付けることで染めるタイプの白髪染めと、髪の内部に染料を浸透させて染めるタイプの白髪染めとで原因は違ってきます。

髪の表面に染料を付けることで染めるタイプの白髪染め

シャンプーするたびに髪の表面に付着している染料が剥がれ落ちてしまう

髪の内部に染料を浸透させて染めるタイプの白髪染め

髪のキューティクルがダメージを受けて剥がれてしまい、髪の内部に浸透した染料が外に流れ出してしまう

なお、使っているシャンプーや洗い方、シャンプー後の髪のケアの仕方によって色の落ち方は変わってきます。

洗浄力の強いシャンプーを使うと色が落ちやすい

使っているシャンプーによって色落ちの度合いは変わってきます。特に、洗浄力の強いシャンプーを使うと色が落ちやすいです。洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮・髪にダメージに繋がりやすく、髪が痛んでしまうと色落ちを進行させてしまいます。

シャンプーのし過ぎ

シャンプーすることは決して悪いことではありませんが、1回シャンプーをやっただけでも色は落ちていきます。なので、1日に何度もするようなシャンプーのし過ぎは色落ちを加速させてしまいます。たとえば、一日に何回もするのはおススメできません。(例えば朝昼晩3回と言ったように)

シャンプーはほぼ毎日するものなので、色が落ちてしまうのは仕方がないことですね。

シャンプーをしている時にゴシゴシと髪を洗っている

シャンプーをしている時にゴシゴシと髪を洗っていると色落ちしやすいです。ゴシゴシと髪を洗うと髪を痛めてしまいます。髪のキューティクルが痛むと、髪の中に浸透している染料が外に流れ出してしまうことがあるので、色が落ちてしまいます。

髪を洗い終わった後に十分に髪を乾かしてない

髪を洗い終わった後に十分に髪を乾かさずに放置すると髪が傷み、キューティクルが剥がれてしまう場合があります。キューティクルが痛んでしまえば髪の内部にしみ込んだ染料が外に流れ落ちてしまうので、色落ちを促進してしまいます。

安価な市販のシャンプーを使っている

安価な市販のシャンプーは品質が良いものとは限りません。品質が悪いものは髪や地肌に良くない成分が使われており、髪にダメージを与えるものもあるので髪を痛めてしまうかもしれません。

たとえば、シャンプーの中には「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」という石油系の成分が使われているものがあるのですが、このラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムを使ったシャンプーは洗浄力や泡が立つ力が強い長所がありますが、髪に与えるダメージが大きいという欠点もあります。

また、「シリコン」を使ったシャンプーもおススメできません。洗浄力が強くて髪へのダメージが強いからです。また、色落ちと言うわけではありませんが、髪の表面をコーティングしてしまうので、カラーの染料を弾いてしまい、白髪を染まりにくくしてしまうといった欠点もあります。

なので、髪にダメージを与えてしまう安価なシャンプーは髪のキューティクルも痛めてしまうため色落ちを促進してしまうことにもなりかねません。容器に書かれている成分一覧を見て「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」「シリコン」の記載が無いか確認しておきましょう。

【原因】紫外線

紫外線

紫外線は色落ちの原因となる場合があります。というのも、髪が紫外線を受けると白髪に付着した染料が紫外線の影響により成分が変化してしまい、変色したり色落ちしてしまうことがあります。また、紫外線によってキューティクルが傷つくとそこから髪の中に浸透した染料が外に流れ出してしまいます。それだけ紫外線と言うのは強烈なんですね。

【原因】使用した白髪染め

白髪染め

色落ちしやすい白髪染めを使っている

白髪染めの中には1度使っただけでしっかり染まるものもあれば、なかなか髪に色が定着しにくい白髪染めもあります。髪に色が定着しにくい白髪染めは、髪に色が定着するまでは使っても色が流れてしまうため時間をかけて使い続けなければなりません。

明るい色で染めている

白髪染めの中には明るめの茶色や他にも色々ありますが、明るめの白髪染めは、暗い色の白髪染めに比べて分子の大きさが小さく、髪の毛から抜けやすいため染料の定着が悪いということもあり、明るいものほど色が抜けやすい傾向にあります。退色するとオレンジ色になってしまいがちなんです。特に、アッシュ系や赤、ピンク系の色は色が抜けやすいですね。

【原因】髪が痛んでいる

髪

髪が痛んでいる人はせっかく染めた白髪染めの色が落ちやすいです。と言うのも、髪が痛んでいるということは髪の表面に付着している染料がはがれやすくなるため色が落ちやすいです。また、髪のキューティクルが傷ついており、髪に中に浸透している染料も外に出やすくなります。

【原因】髪質

女性の髪

人によっては白髪に色が入りにくい髪質の人がいます。髪質は人それぞれで、髪の外側に定着しにくい、髪の中に染料が入りにくいといった髪質の人は色がなかなか入らず落ちてしまうように見えてしまいます。

どんな髪の人が色が入りにくいのかと言うと、髪が太くて硬めの人には色が入りにくい傾向があります。こういった人は、染めたつもりがすぐに色が落ちてしまうと悩んでいるかと思います。

【原因】誤った使い方(染め方)

白髪染め

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白髪染めには必ず染め方を説明している説明書や説明書きが書かれています。説明書の通りに髪を染めるのがとても大事で、綺麗に染めるためにはその説明書の通りに染めなければ、しっかり染まらない、白髪に色が付かない、色が落ちてしまう、と言ったことが起きてしまいます。

せっかく染めたのになんだか色が落ちやすいと感じたらもしかすると説明書に書かれている通りに染めていないかもしれません。

できるだけ白髪染めした髪の色を長持ちさせる方法

人差し指を立てる女性

できるだけ白髪染めした髪の色を長持ちさせるには次に挙げる方法を試してみると良いです。

洗浄力の強いシャンプーを使って洗わない

洗浄力の強いシャンプーは汚れを良く落としてくれる長所がありますが、一方髪にダメージを与えてしまう欠点もあります。髪にダメージを与えてしまうということは髪に付着している染料を落としてしまったり、髪のキューティクルを痛めて髪の内部に浸透した染料が外に流れ出してしまいます。

なので、洗浄力の強いシャンプーを使って洗わないのが良いですね。ではどんなシャンプーが良いのかと言うと、アミノ酸系洗浄成分を含んだシャンプーやノンシリコンのシャンプーが良いです。

アミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーとは「ラウロイルグルタミン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」「ココイルグルタミン酸Na」といった成分が含まれていれば、アミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーです。髪と頭皮をいたわりつつ、余分なものだけを落として必要な潤いを残してくれるとても穏やかな洗浄力が特徴のシャンプーです。

ノンシリコンのシャンプーは「シリコン」を一切使用していないシャンプーです。成分の一覧にシリコンと書かれていないシャンプー、またはノンシリコンと説明があるシャンプーです。

シャンプーをし過ぎないこと

1回のシャンプーではあまり色落ちは目立ちませんが、色落ちはします。そんなシャンプーの回数が多ければ多いほどもっと色落ちしてしまいます。また、色落ちの度合いは使っているシャンプーや洗い方にもよりますが、ゴシゴシ強めに洗ったり刺激の強いシャンプを使えばさらに色落ちが進んでしまいます。

シャンプーをしないわけにはいきませんが、シャンプーし過ぎないほうが良いです。

ゴシゴシとシャンプーしない

ゴシゴシと強くシャンプーすると髪を痛めてしまいます。髪が痛んでしまうと髪の表面に付着している染料が落ちてしまったり、キューティクルを痛めて髪の内部に浸透している染料が外に出てしまい色が落ちてしまいます。

なので、髪をゴシゴシと洗うのではなく、出来るだけ優しく洗うと良いです。

染めたらすぐに髪を乾かす

シャンプーをしたらすぐに髪を乾かすようにしましょう。というのも、髪が濡れている状態だと髪のキューティクルが柔らかい状態になっているのではがれやすいんです。なので、髪の内部に浸透した染料が外に流れやすくなってしまいます。

おススメなのはドライヤーです。タオルで髪を拭いた後自然乾燥するよりもドライヤーの方が髪のキューティクルがしっかり閉じやすいためです。髪のキューティクルがしっかり閉じていれば髪の中の染料も外に流れにくいですからね。

安価な市販のシャンプーを使わないこと

安価な市販のシャンプーは品質が悪いものが使われていることがあります。品質が悪いものは髪や地肌に良くない成分が使われており、髪にダメージを与えるものもあるので髪を痛めてしまうかもしれません。

「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」という石油系の成分が使われているものや、「シリコン」を使ったものは特に髪にダメージを与えてしまうため、使われていないものは避けた方が良いです。商品の成分表の中に記載が無いか確認しましょう。

紫外線対策をする

紫外線を受けると白髪に付着した染料が紫外線の影響により成分が変化して、変色したり色落ちしてしまったり、キューティクルが傷つくとそこから髪の中に浸透した染料が外に流れ出してしまいます。なので、たとえば帽子をかぶる、紫外線が強い時間帯は外出を避ける、外出の時間をずらすなどして出来るだけ紫外線を受けないよう対策しましょう。

色落ちしにくいシャンプーを使う

シャンプーの中には洗浄力が強く色落ちが促進してしまうものがあるためできるだけ色落ちしにくいシャンプーを使うと良いです。なので、使うなら、アミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーが良いです。アミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーは穏やかな洗浄力が特徴のシャンプーです。

アミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーは「ラウロイルグルタミン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」「ココイルグルタミン酸Na」といった成分が含まれているので、成分表を見て使われているかを確認してみると良いです。

また、シリコンを使ったシャンプーも洗浄力が強くて髪へのダメージが強いので、シリコンを使っていないシャンプー(ノンシリコンシャンプー)も良いです。

暗めの白髪染めを使う

明るめの白髪染めは色落ちしやすい特徴があるため、明るめの白髪染めは使わず暗めの白髪染めを使うと良いです。暗めの白髪染めは明るめの白髪染めと比べて色落ちしにくいといった特徴があります。

商品の使用方法にきちんと従って染める

白髪染めは必ず説明書に書かれている使用方法お説明した説明書や説明書きが付いています。白髪染めによって染め方は違うので、必ず説明書や説明書きの内容を守って染めることが大事です。自己流に染めてしまうと正しく染まらないですからね。

誤った染め方をしてしまうと色持ちが早まってしまうかもしれません。正しく染めるようにしましょう。

【参考】白髪染めが色落ちするまでの期間(種類別)

人差し指を立てる女性

白髪染めの種類によって色持ちの期間は異なります。あくまで目安ではありますが、各白髪染めの色持ちは次の通りです。

種類
色持ちの期間(目安)
白髪染めシャンプー 約1~3週間
白髪染めトリートメント 約1~3週間
白髪染めヘアマニキュア 約3週間
白髪染めヘアカラー 2~3カ月
一時着色料(部分染め) 1回のシャンプーで落ちてしまう

白髪染めの中では一番色持ちが良いのは白髪染めヘアカラーで、一番色持ちが良くないのは白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントです。色持ちが良い白髪染めを使うなら白髪染めヘアカラーを使うと良いです。

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最後に

ここまでで、白髪染めした白髪が色落ちする原因と、白髪染めした髪の色をできるだけ長持ちさせる方法についてお話ししました。髪を痛めてしまうのが色が抜けてしまう一番の原因です。髪を痛めないようなシャンプーを使うのが良いですね。

シャンプーは毎日するものなので、白髪の色が出来るだけ落ちないようにしたいならシャンプー選びは大事です。また、白髪染めの中には色が落ちにくいものもあるので、染めた色が長い期間続く白髪染めヘアカラーのような白髪染めを使うのも良いですね。

白髪染め選びとシャンプー選びはとても大事なので、しっかり考えて選ぶようにしましょう。

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