白髪染めを選ぶ時にあなたは何を参考にして選んでますか?
染めやすさ?値段?それともニオイのしないもの?・・・などなど、白髪染めを選ぶ条件って人によって様々ですよね。そんな白髪選びの条件の中でも、特に重要視されるのが「一度使ってみて色が長続きするかどうか」だと思います。
白髪染めにも色んな種類があるので、何を参考に選んだら良いのか迷いますよね。そんな白髪染めの中でも色が長持ちするものを選びたい人は多くいるかと思います。
白髪染めって結構面倒だし、月に何度も白髪染めを繰り返さなければならない・・・なんて、できることならしたくないですよね。だからこそ染める回数は減らしたいですよね。
白髪染めの中には髪を洗っても色が落ちにくいものはありますが、何度も繰り返し洗うことで色は落ちていきます。なので、今の髪色を維持したい場合、いずれは染め直す必要があります。
なので、色が長続きしないものは白髪染めするのが面倒な人は選びたくないと思います。一度染めたらもう染めなくても良いなんて白髪染めがあったら良いですが、そうはいきませんよね。だからこそ、どの白髪染めが長続きするのか知っておきたいですよね。
そこで、どの白髪染めが色が長持ちするのかを確かめるため、まずは各白髪染めの色の持続期間について調べてみました。
各白髪染めの持続期間について

色持ちの期間はあくまで目安ですので、商品によってある程度の幅があります。また、使用した人によっても色持ちの期間にはある程度の差がありますので、あくまで目安として参考にしてくださいね。
【白髪染め①】白髪染めヘアカラー
白髪染めヘアカラーは、白髪染めの中でも色がかなり長続きするタイプで、色が持続する期間は2~3カ月です。さらに、1度の使用でしっかりと染まる特徴もあります。
この白髪染めは、1度でしっかり染まり、長続きする白髪染めを使いたい人にぴったりだと思います。ただし、白髪染めヘアカラーを使う際には、準備や後片付けなどが結構大変な点がマイナスです。しかし、持続期間が長く、何度も染め直す必要がないという利点もあります。
【白髪染め②】白髪染めヘアマニキュア
白髪染めヘアマニキュアは、1度の使用で白髪を染めることができます。また、その効果は3週間程度(目安)なので、比較的長続きする白髪染めと言ってもいいですね。ただし、色落ちしやすい特徴があるので、できるだけ色が長持ちするように工夫されると良いです。(この記事の中の後半で説明する「白髪染めの色を長持ちさせる方法」を参考にしてみて下さい)
【白髪染め③】白髪染めトリートメント
白髪染めトリートメントには、長持ちするタイプもありますが、その効果は約1~3週間程度です。ただし、ヘアカラーに比べると期間は短いです。
また、一部の人は色落ちが早いと感じることもあります。しかし、白髪染めトリートメントは使いやすく、お風呂で使うタイプなので、準備や後片付けの手間もありません。

【白髪染め④】白髪染めシャンプー
白髪染めシャンプーは、色が長続きしないタイプのものもあるため、早くて3日で落ちてしまいます。そのため、色が落ちてしまうことをカバーするためには、白髪染めシャンプーを継続的に使わないといけません。
なので、長続きする白髪染めを選びたい人には向いていないと言えます。ですが、シャンプータイプの白髪染めは染めやすく使いやすい上に、手間もかからないため続けやすく、色を維持しやすいと言えます。
【白髪染め⑤】一時着色料
一時着色料の白髪染めは、色落ちがしやすく長続きしません。1回のシャンプーですぐに色が落ちてしまう特徴があります。つまり、一時的に使うための白髪染めなのです。
考え方を変えると、一時的に染めたいけれども、ずっと色が残っているのは嫌だったり、しっかり美容室で染めたいけれども、現在は一時的に代用品として白髪染めを使いたいという人にとって、1回のシャンプーで簡単に落ちる程度の軽い一時着色料は便利で良いと思う人もいるかと思います。
白髪染めで色が一番長持ちするのは白髪染めヘアカラー

白髪染めで色が一番長持ちするのは白髪染めヘアカラーです。なので、できるだけ色が長持ちする白髪染めを使いたい場合は、白髪染めヘアカラーを選ぶと良いです。
現在は安価な白髪染めヘアカラーが多く販売されているので、お好みのものを選ぶと良いです。
少しでも白髪染めの色を長持ちさせる方法ってあるの?

長持ちする白髪染めをいくら使ったとしても、遅かれ早かれ結局は色落ちしてしまいます。ですが、その色落ちを遅くするよう工夫することができます。そこで、その入り落ちを遅らせる方法についていくつかご説明したいと思います。
なので、できるだけ色が長続きして欲しいと白髪染めをした人なら誰でもそう思いますよね。実は、白髪染めの色を長持ちさせる方法がいくつかあります。
【長持ちさせる方法①】しっかり染める
しっかり染めるということは当たり前ですが、髪の一部に色が入っていなかったり、染め方にムラがあったりすると色が長続きしないことがあります。そのため、しっかり染めることが大事です。
美容室で染めてもらう場合はプロの方が行ってくれるので、しっかり染めてもらえますが、自分で染める場合は「自己流」になってしまう可能性があるため、染め方を再度チェックすることをおすすめします。
染める前には、しっかりと洗髪しておきましょう。なぜなら、髪に整髪料が付いていたり、脂分が髪に残っていたりすると、髪に色が入りにくくなるからです。
そのため、しっかりとそういった汚れを落としておくことで、色がしっかりと入りやすくなります。また、洗髪後はしっかりと髪を乾かしておきましょう。
白髪染めをする前にヘアキャップをかぶって頭皮温度を上げると良いです。なぜ頭皮温度を上げるのが良いのかと言うと、頭皮の温度が低いと発色が悪くなってしまうからです。なお、ヘアキャップはビニール製のもので、100円ショップで売られているものでも問題ありません。
また、染める部屋の温度も上げておくのも効果的です。涼しい・寒い部屋だと体温が上がりませんし頭皮の温度も上がりません。そのため、部屋を暖かくしておくと良いでしょう。
基本的なことですが、白髪染めには放置時間が決められており、その時間をきっちり守ることが大事です。
決められた放置時間よりも早かったり遅かったりして守らないと、望み通りの髪色に染まらないことがあるので気を付けましょう。タイマーを使って時間を計ると正確です。また、染める順番も白髪染めの説明書通りに行うことがとても大切です。
【長持ちさせる方法②】色落ちを早めるシャンプーは使わない
普段よく使っているシャンプーの中には、色落ちを早めてしまうものがあります。それは洗浄力の高いシャンプーです。そのようなシャンプーを使わない方が良いです。
具体的に、色落ちを早めてしまうのは「石油系界面活性剤」を含んでいるシャンプーです。「石油系界面活性剤」を使っているシャンプーは非常に洗浄力が強く、色落ちを早めてしまいます。
なので、白髪染めで染めた髪の色を長持ちさせたい場合は、「石油系界面活性剤」を含んでいるシャンプーは避けるべきです。
ちなみに、「石油系界面活性剤」という言葉はなんだか難しそうですよね。実際、「石油系界面活性剤」とは、石油から作られた界面活性剤のことを指します。
「石油系界面活性剤」を含んでいるシャンプーかどうかの見分け方は、シャンプーの成分表(容器の裏に書かれています)に、「ラウレス硫酸」「ラウリル硫酸」という成分が含まれているかどうかです。これらの成分が含まれていれば、「石油系界面活性剤」を使っていることになります。したがって、現在使用しているシャンプーの成分表を確認することをおすすめします。
では、どのようなシャンプーが良いのでしょうか?それは、アミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーです。アミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーは、髪と頭皮を優しく扱いながら、必要な潤いだけを残してくれます。
具体的には、「ココイルグルタミン酸na」「ラウロイル~酸na」「ココアンホ~」といった成分が含まれていれば、それがアミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーです。
現在お気に入りのシャンプーを変えるのは嫌だと思いますが、もし色落ちを早めるシャンプーだとしたら、アミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーを試してみると良いでしょう。
【長持ちさせる方法③】シャンプーする時のシャワーの温度を上げ過ぎない
シャンプーする際のシャワーの温度によっても色落ちの原因となることがあります。なぜなら、お湯の温度が高すぎると髪のキューティクルが開きやすくなり、それによって色落ちが引き起こされることがあるからです。
理想的な温度は36-38度です。また、熱い温度だと髪のダメージの原因にもなりかねないため、ぬるま湯程度の温度でシャンプーするようにしましょう。
【長持ちさせる方法④】染めた日はシャンプーをしない
白髪染めをした後にシャンプーをすると、色が落ちてしまう可能性があります。色が定着しにくい白髪染めの場合は、その日はシャンプーを控えることが良いです。シャンプーをするのは、1日程度経ってからが良いです。ただし、すすぐ程度なら問題ありません。
ただし、色落ちしやすい「石油系界面活性剤」のシャンプーを使うと、せっかく染めた色が落ちやすくなるため、できればアミノ酸系洗浄成分を含むシャンプーを使用することをおすすめします。
シャンプーを変えることで費用がかかるかもしれませんが、再度染める手間や白髪染めの費用を考えると、色が落ちないようにするためのアミノ酸系洗浄成分を含むシャンプーを用意する方がコスパは良いと思います。染めることだけでなく、染めた後のケアも重要です。
【長持ちさせる方法⑤】シャンプーする時は髪を摩擦させない
髪同士を摩擦させてシャンプーすると色落ちが早くなるため、できるだけ髪を摩擦させずに頭皮を中心に洗うようにします。シャンプーを泡立てたら、髪をゴシゴシさせずに優しく髪をシャンプーするようにします。
【長持ちさせる方法⑥】ドライヤーでしっかり髪を乾かす
白髪染めをした後は、しっかりとドライヤーを使うと良いです。なぜなら、髪に染料を定着させるためです。ドライヤーを使う際には、まず髪をタオルでしっかりと水分を取り除きます。
髪のキューティクルは濡れているときに開いているため、ドライヤーで髪を乾かすことでキューティクルが閉じ、染料を髪の中に閉じ込めることができます。
【長持ちさせる方法⑦】紫外線を避ける
紫外線を過剰に浴びると髪がダメージを受け、色落ちが進んでしまいます。美しい色を長持ちさせるためには、できるだけ紫外線を避けるようにしましょう。
- できるだけ外出を避ける
- 日が当たるところで歩かない
- 帽子をかぶったり日傘をさす
- 日が暮れた頃に出かける時間をずらす
- UVカットスプレーを髪に吹きかける
- 日差しが強い時間帯は歩かずに車やバスで移動する
紫外線はどうしても避けることはできませんが、上記の方法を参考にして、髪へのダメージをできるだけ避けるようにしましょう。
最後に
長く色が持続する白髪染めを選ぶことは大切です。そうすることで、染める回数や手間を減らすことができますからね。
美容室で染めてもらう場合は手間の心配はありませんが、自分で染める場合は準備や後片付けなど手間がかかります。だからこそ、できるだけ染める回数は減らせるような色が長持ちする白髪染めを選びたいですよね。
また、白髪染めをしても色落ちしてしまうのは仕方のないことですが、先述した「白髪染めの色を長持ちさせる方法」を実践すれば少しでも色が長持ちすることができます。
さらに、長く色が持続する白髪染めを選ぶことで、色が長く続く効果も期待できます。そうすることで、染める回数を減らすことも可能ですね。
ですので、一度染めたら長く色が持続する白髪染めを選びつつ、色落ちしにくくなるよう工夫すると良いです。