白髪を抜くと生えないって本当?抜いたらその先はどうなるの?

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白髪が生えているの見るとなんだか老けたように見えるし、疲れているようにも見えるから嫌ですよね。まだ若く見られたいのに、白髪のせいで台無し。。

白髪なんて生えてこなければいいのにと思っていても気が付いたらチラホラ生えてくるし、放っておくと白髪ってどんどん増えてくるんですよね。

なので、白髪を抜いたり白髪を染めたりなどして白髪対策をしている人は多いかと思います。中には放っておいている人もいますけどね。

では白髪を抜くと次からは白髪は生えてこなくなるのでしょうか?それとも変わらずまた白髪が生えてくるのでしょうか?

白髪を抜いたらその先はどうなるのか詳しくお話しします。
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白髪を抜くとその先はまた白髪が生えてきます

女性の姿

結論から言うと、白髪を抜くとその先はまた白髪が生えてきます。いくら白髪を抜いても次は白髪が生えてこないということはないんです。白髪を抜いたからと言って、次に生えてくるのが黒い髪が生えてくるわけではありません。

なので、白髪を抜くのは一時しのぎにしかならず、抜いてはまた次に生えてきた白髪を抜く、の繰り返しを続けることになります。

ではなぜ白髪を抜いてもまた次に白髪が生えてくるのかというと、白髪が生えてくる仕組みについてを知っておくと分かりやすいです。なので、白髪が生えてくる仕組みについてお話しします。

白髪が生えてくる仕組みについて

人差し指を立てる女性

白髪が生えてくる仕組みは、ざっくり言うと次のとおりです。

【ケース①】
  1. 何らかの原因により、メラノサイトの活動に必要な栄養素が届かなくなる
  2. メラノサイト内に存在するチロシナーゼの活動が鈍り、メラニン色素の数が減る
  3. メラニン色素が不足したためにメラニン色素がないままの髪が作られる
  4. メラニン色素がないまま髪が伸びて白髪となる
【ケース②】
  1. 何らかの原因により、体内のチロシンが不足する
  2. チロシンが不足するとメラニン色素が作れないためメラニン色素の数が減る
  3. メラニン色素が不足したためにメラニン色素がないままの髪が作られる
  4. メラニン色素がないまま髪が伸びて白髪となる

「何らかの原因」というのは、老化(加齢)や血行不良、不規則な生活、タバコ、紫外線、などで、メラノサイトの活動に必要な栄養素が届かなくなることがあります。また、不規則な生活を送っていたり、無理なダイエットを続けていると、1日に摂取するチロシンの量が不足して体内のチロシン量が不足することがあります。

一方、白髪を抜くことは白髪が生えてくる仕組みに影響を与えません。なので、白髪を抜いても次に生えてくるのは白髪であり、黒髪が生えてくることはありません。

もしかすると髪自体が生えなくなることもあり得る

また、白髪を抜くことで一番心配なのは、もしかすると髪自体が生えなくなることもあり得ることです。ただし、今抜いたからと言って次に生えてこないというわけではありません。

抜いても次に生えては来るものの、いずれ生えてこなくなる、ということです。何か月後なのか何年後なのか分かりませんが毛根に悪影響を及ぼすことになります。

白髪を抜いたときの痛みからも分かる通り、毛根にダメージを与えていますし、毛根の形も歪んでしまいます。

髪は毛包幹細胞や毛母細胞といった細胞から作られていますが、白髪を抜くと毛包幹細胞や毛母細胞を破壊してしまう恐れがあります。だから白髪は抜いてはいけないんです。もし白髪を抜いている時に痛いと感じるのは毛包幹細胞や毛母細胞の悲鳴かもしれませんよ?(冗談ですが(;´Д`))

とにかく、痛みを伴う白髪を抜く行為は髪や毛根にとっては非常に悪いことだということを理解してもらえると嬉しいです。

なお、1本だけなら大丈夫だろうと抜くその気持ちは危険です。1本だけと思いつつ、他の白髪を抜いてしまうからです。白髪を抜くクセ(習慣)が付いていると、他の白髪も抜かずにはいられなくなってしまいます。

白髪の事が気になって抜かずにはいられないという気持ちから白髪を抜き続けたり、抜くのが楽しくなって気が付いたらついつい何十分も白髪を抜いていた、なんてこともあります。

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怖いのは、痛い思いをしても関係なく白髪を抜いてしまっているということです。毛包幹細胞や毛母細胞といった髪を作る細胞を破壊し、髪がもしかしたら生えなくなってしまう危険があるのにも関わらず白髪を抜いてしまうのは怖いことです。

なので、白髪を抜くのはおススメできません。

白髪を抜くのがダメならどうすれば良い?

悩む女性

白髪を抜くのがいかにおススメできないかについて先ほどお話ししましたが、白髪を抜くのがダメならどうすれば良いのかというと次のとおりです。

  • 白髪を切る
  • 白髪を染める
  • ウィッグで白髪を隠す
  • 白髪予防のサプリメントを飲む

白髪を切る

白髪を切るのは、白髪を抜くときの痛みを味わなくて良いことと、毛根を痛めることがないことが最大のメリットです。なお、白髪を切る時は髪を切りやすいハサミを使うと良いです。髪を切る専用のハサミを一つ用意しておくと良いですね。

白髪を切る専用のハサミ⇒枝毛・白髪切り

また、白髪を切るのには鏡を見て切りますが、できればスタンド付きの3面鏡があると切りやすくて良いですね。なぜなら後頭部や襟足の白髪は正面からは見えにくいので、3面鏡なら後頭部や襟足の白髪が見えやすいからです。

スタンド付きというのも、片手は白髪を、片手はハサミを使うと、切ろうと狙っている白髪を切りやすいからです。片手に鏡を持ちながらでは白髪を切るのは難しいですからね。関係ない髪を切ってしまわないよう気を付けましょう。

白髪を切るのに便利なスタンド付き3面鏡⇒回転三面鏡 ローテーションミラー

白髪を切る時は出来るだけ根元に近いところから切るようにしましょう。切った白髪が伸びてきてしまうので。

白髪を染める

白髪を抜くのは痛くて辛いし、毛根を痛めて髪が生えてこない怖さがあるので、白髪染めで白髪を隠してしまうのが良いです。

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白髪を切るのも良いですが、切った跡からまた白髪が生えてきてしまうので、髪はそのままに染めてしまうのも良いですね。白髪染めは自分で染めるのも良いし、美容室で染めてもらうのも良いです。

もし自分で染めるならどんな白髪染めを使うのか選ばなければ(買わなければ)なりません。

白髪染めシャンプー

白髪染めシャンプーは自然由来の成分を主に使った白髪染めです。シャンプーと言うだけあってお風呂場で使います。お風呂場で使うので、お風呂タイムでリラックスしながら髪を染めることができます。

白髪染めシャンプーはいつものシャンプーを置き換えて使うだけで良いので、特に面倒なことはありません。(あくまで商品の説明に従って使う必要はありますが)

染料を混ぜる手間もありませんし、使った後は洗い流すだけなので、後片付けもとても楽です。

また、自然由来の成分を主に使っているので、髪や頭皮にも優しい白髪染めです。髪や頭皮にダメージを与える成分はほとんど使われていない優しい白髪染めなんです。

ただし、白髪染めシャンプーは使い始めはなかなか色が付かないため、染まるのに時間がかかります。また、色が落ちやすいという欠点もあります。一度色が付いたらしばらく色が持つというわけではないので、定期的に使ってお手入れする必要があります。

敏感肌や他の種類の白髪染めを使っていたら髪が痛んできてしまったり、アレルギー反応が出てしまって染められない、という人は白髪染めシャンプーを使ってみると良いです。

\洗うたびに キレイな髪色に!/
白髪染めで髪を痛めたくない人の白髪染めシャンプー⇒利尻カラーシャンプー

白髪染めトリートメント

白髪染めトリートメントは先ほど白髪染めシャンプーで話したことと同じように、自然由来の成分を主に使った白髪染めで、お風呂場で使うタイプの面倒な手間が少ない白髪染めです。

「トリートメント」という言葉が使われている通り、髪を補修するよう導くトリートメント成分が使われている白髪染めです。髪や頭皮に優しい成分が多く使われているので、白髪染めを使っていたら髪が痛んできたという人におススメの白髪染めです。

また、白髪染めシャンプーと同じように使い始めは白髪に色が付きにくく、色が付くまでは何度も使わないといけない特徴があります。ですが、決して色が付かないわけではないので、理想の髪色に染まるまでは丁寧に使い続けることで色が付いていきます。

また、白髪特有のイヤなニオイがする商品はないので、染めている間はイヤな気分になることもほとんどありません。お風呂のリラックスタイムにイヤな気分がすることなく髪が染められるのが良いですね。

もし敏感肌や白髪染めを使って髪が痛んできたと悩んでいる人は一度白髪染めトリートメントを使ってみると良いですね。

\白髪がキレイに染まると評判!/
髪や地肌に優しく染める白髪染めトリートメント⇒LPLP(ルプルプ)ヘアカラートリートメント

白髪染めヘアマニキュア

白髪染めヘアマニキュアは、髪をコートし、ツヤを与えるよう染めるのが特徴の白髪染めです。髪の組織を壊さないので、髪にダメージを与えることなく染めることが出来ます。

白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントとは違い、一度で白髪を染めることができる特徴があります。なぜなら、髪の毛の表面をコーティングする感じで色を付けるからです。色素を髪に吸着させて染めるのでしっかり髪に色が付くよう染めていくため、毎日染め続けなくても良いです。

早く白髪を黒髪や茶褐色といった色に染めたい時には丁度良い白髪染めです。また、髪をコートして染めるために髪を痛めにくいといった特徴があります。

ただし、色素を髪に吸着させて染める特徴があるために、肌や頭皮に染料が付着するとなかなか落としにくい特徴があります。なので絶対に手袋をしないといけないですし、頭皮に付かないよう染めるのも結構難しいです。

おすすめの白髪染めヘアマニキュア⇒ブローネヘアマニキュア ナチュラルブラック クシ付

白髪染めヘアカラー

白髪染めヘアカラーは1度でしっかり染まり、色の持ちも数か月は持つ特徴があります。なので、白髪をすぐに黒色や茶褐色と言った色に染めたい人にはおすすめの白髪染めです。

白髪染めの染め方は、髪の表面に色を付けるのではなく、髪の中に染料を流し込んで色を付けます。一度髪の中に入り込んだ染料は外にとどまるため色が落ちにくいので色の持ちが長くなるというわけです。

ただし、髪の中に染料を流し込むためには髪の表面にあるキューティクルを開かせるため、髪が痛みやすいといった特徴があります。なので、何度か白髪染めヘアカラーを使うたびに髪がどんどん痛んでいきます。

髪は痛むけど、すぐに白髪を黒や茶褐色に変えたいという人は白髪染めヘアカラーを使うと良いですね。

おすすめの白髪染めヘアカラー⇒ウエラトーン2+1 クリームタイプ 5CB

ウィッグで白髪を隠す

ウィッグを付けることで今生えている白髪を隠すことができるので、白髪を抜くことも染めることも必要が無くなります。白髪を切ったり染めたりする手間もなく白髪を隠すことができるのでとても便利です。

値段は掛かりますが、お手入れの必要が無くなるのがとても楽で良いですね。

おススメのウィッグ⇒最も軽いウィッグ「pufeel(パフィール)」

白髪予防のサプリメントを飲む

白髪染め予防のサプリメントを飲むのも良いですね。サプリメントを飲んで体の内側からきれいな髪色を目指します。サプリメントは飲むだけで白髪を予防するので、白髪を切ったり白髪染めする面倒な手間が必要ないのが良いですね。

また、白髪予防のサプリメントは不足しがちな栄養素を補ってくれるので普段栄養が偏っている食生活を送っている人にはおススメです。

おすすめの白髪予防のサプリメント⇒ブラックサプリEX

最後に

白髪を抜いた後その先はどうなるのかお話ししました。白髪を抜いても次に生えてくるのは白髪なので、白髪を抜くのは一時しのぎにしかなりません。

白髪を抜いても黒髪は生えてこないですし、ただ痛いだけで薄毛の原因にもなってしまいます。ただ白髪がイヤで邪魔だと思っても、できるだけ白髪を抜かないほうが良いです。

髪や頭皮のためにも、白髪を抜かずに、白髪を切ったり、染めるなどするようにしましょう。

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