白髪は抜くと増えるの?抜かないほうが良い?

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あなたは、白髪を抜くと白髪が増えると言われたことはありませんか?

確かにそういう噂を聞いたり、親に白髪は生えてきても抜くのはやめなさいと怒られたことがあります。私は以前自分の頭に白髪が生えているのに気が付くとどうしても抜きたくなる衝動にかられて、つい鏡の前で抜いていました。

その姿を親に見られた時は「白髪って抜いたら白髪が増えるんだからやめなさい」と言われやめてはこっそり隠れて抜く、の繰り返しをしていたんです。気になるとどうしても我慢できなくなってしまうんですよね(^-^;

年齢を重ねた今では若い時と比べるとさすがに白髪の数は増えました。知人にも最近増えたね、って言われることはありますし、白髪の生える部分も増えて、頭のあちこちで白髪が生えるようになりました。

ただし、なぜ白髪が増えてしまったのか、その原因は分かりません。以前良く白髪を抜いていたから白髪が増えたのか、それとも年齢を重ねたことで増えたのか、はたまた他に何か原因があるのか・・・それは私にはわかりません。

ただ、気になるのは、今でも白髪を抜くと白髪が増えると思っている人が結構いることです。それって本当なのかな?っていつも思うんですよね。白髪がなぜ生えてくるのかその理由が100%解明されたわけではないですし、治療法や薬もまだ存在しません。

なのに、いかにも白髪が生えてくる理由を知っているようなことを言われてとても違和感を感じるんですよね。

ただ、白髪を抜くことは痛いし頭皮を痛めているようで、抜いた後はスッキリする気持ちと「また抜いちゃった・・・」と言った罪悪感を同時に感じることがあり複雑な気持ちになっていました。しかも、たとえ抜いたところで次は黒髪は生えてくるわけでもなく、結局また白髪が生えてきます。

なので、今は白髪を抜くことはやめました。年齢を重ねればどんどん白髪が増えてきて、抜いても抜いてもキリがないんですよね。酷い時は1回抜く髪の量が何十本も抜いていましたが、抜くと筆のような本数をブチっと抜いていた時はなんともイヤーな気持ちになっていましたからね。

というわけで、現在はキリがない白髪抜きは全くやらなくなりましたが、白髪を抜くと増えるのか改めて調べてみました。

白髪は抜くと増えるの?

悩む女性

白髪は抜くと増えるという理由は証明されていません。なので、白髪を抜いたからと言って必ずしも白髪が増えるわけではありません。その理由を理解してもらうには、まず白髪ではなく黒髪はなぜ黒い色が付いているのかその仕組みを理解する必要があります。少々お話がそれるかもしれませんがお付き合いください。

黒髪はなぜ黒い色が付いているの?

髪は普通黒いものだと思われるかもしれませんが、実は髪には色が付いていません(白色)。なので、その髪が白いまま伸びてしまうのでは?と思われるかもしれませんが、髪が伸びる段階で、白い髪に色を付ける細胞があります。その細胞とは「メラノサイト」と呼ばれています。

なお、髪が黒いその黒色の正体は「メラニン」と呼ばれる色素で、メラニン色素には黒〜茶褐色の「ユーメラニン(真性メラニン)」と呼ばれるものと、赤褐色 – 黄色のフェオメラニンの2種類があります。

これらの色素の多さによって髪の色が左右されます。メラノサイトと呼ばれる細胞はメラニン細胞とも呼ばれ、メラニンを作る細胞であり、このメラノサイトの活動により作られたメラニン色素を髪の内部に取り込まれます。

髪にメラニン色素が取り込まれないと髪が黒くならない

髪が黒いのはメラニン色素が髪に取り込まれている状態ですが、逆を言うと、髪にメラニン色素が取り込まれていないと髪は色が白いままと言うことになります。

ではなぜ髪にメラニン色素が取り込まれなくなるのかと言うと、メラノサイトの活動が正常に行われなくなったり、メラニン色素の素材が不足したり、と言ったような理由が考えられます。

なぜ白髪が生えるのは、髪を黒くする仕組みが正常に行われなくなったから

ここまでで髪がなぜ黒く生えてくるのかその仕組みについてご説明しましたが、なぜ白髪が生えるのは、髪を黒くする仕組みが正常に行われなくなったからです。

髪を黒くする仕組みが正常に行われなくなったことで髪に色が付かず、白いままに生えてくるのが「白髪」です。まずこの白髪が生えてくる仕組みを理解したうえで、白髪を抜くことと、髪に色が付かなくなる状態で生えてくる白髪の関係性についてしっかり理解しておくことはとても大事です。

白髪を抜くことが、白髪を増やしてしまう原因となるとは言えません。ただし・・・

考え事をする女性

白髪を抜くことが、白髪を増やしてしまう原因となるとはいえません。ただし、証明されてはいませんが、白髪が増える原因となる可能性があるとすれば一つだけ理由が考えられます。それは、白髪を抜くことでメラノサイトの活動を邪魔してしまうかもしれない、ということです。

髪に黒色を付けるメラノサイトの活動が鈍くなれば髪に黒色が付かなくなりますからね。今まで黒く生えていた髪が抜けたとき、次に生えてくる髪に黒い色が付かず髪が白いまま生えてくるかもしれません。

ただし、この考えは証明されているわけではないので確かではありません。とはいえ、白髪を抜くことは髪にとって良くないことであることは言えます。なので白髪を抜くことはおススメできません。もっと髪をいたわるようにしましょう。

白髪を抜くことはリスクばかりで良いことがほとんどない

悩む女性

白髪を抜くのは一時的に取り除くことが出来るので気持ち的には良い面もありますが、悪いことも多くリスク(危険性)の高い行為です。そこで、白髪を抜くことのリスクは次のものがあります。

【白髪を抜くリスク①】痛い

白髪によっては痛みをかなり感じることがある場合があります。中には痛みを感じないことがあるかもしれませんが、大体は痛みを感じます。そんな痛いことを何本も繰り返すなんてつらいだけです。

私も何度か抜いてしばらくはジンジン痛みが残ってイヤな思いをしたことがあります。本数が多いとその痛い思いをたくさんしなければならないので、抜くのはおススメできません。

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【白髪を抜くリスク②】頭皮・毛根を痛める

白髪は頭皮・毛根から生えています。そんな状態の白髪を強引に抜くと頭皮・毛根を痛めてしまいます。最悪頭皮の炎症を起こしてしまうかもしれません。

また、髪を作る毛母細胞を傷つけてしまい、毛が薄くなってしまうこともあるかもしれません。それだけ白髪を抜くということは頭皮・毛根や細胞などにダメージを与えてしまうため、異常に危険な行為なんです。

とは言っても白髪を抜いてもまた白髪が生えて来たよ?と思われるかもしれません。確かに1回抜いたからと言ってもまた生えてはきます。ですが、いずれ髪が薄くなる危険性があるため白髪を抜くことはやめるべきなんです。

【白髪を抜くリスク③】もっと抜きたくなる

一度白髪を抜き始めてしまうと、人によってはもっと抜きたくなる場合があります。髪をかき分けて、他には生えていないか探してしまい、見つけたら抜く・・・そんなイヤなループを繰り返してしまうほど、まるで中毒にも近い感覚が以前私にはありました。

あくまで私の経験をお話ししますが、白髪を見かけるとどうしても抜きたくなります。抜かないと気になって仕方がないことがありました。恐らく職場の人や知人に見られたくないという心配があったからだと思います。

白髪ってどこか老けて見える気がしますし、疲れているように見られている気がするんです。だからこそそんな白髪を見つけてしまうとどうしても抜かなきゃいけないという気持ちが生まれてしまうんですね。

しかも抜くと気持ちがスッキリするんです。今やらなきゃいけないことを後回しにしたくなるくらい今生えている白髪を抜きたくなるくらい気持ちが落ち着かなくなります。なお、どうしても抜きたくなる精神疾患のことを「抜毛症(ばつもうしょう)」と言うらしいです。

ちなみに「抜毛症(ばつもうしょう)」とは精神の疾患とも呼ばれています。診察も受けられるようです。

「抜毛症」は、体毛を抜くことに没頭し、他人からわかるような脱毛状態になる慢性疾患です。それほど珍しくない疾患で、有病率はもっとも重症の場合で一般人口の0.6~3.4%と報告されています。

男女比は、10対1の割合で女性のほうが男性より多く見られます。ただし、男性は抜毛症を隠すことが多いので、実際には男性の患者さんのほうが多いかもしれません。

【参考】抜毛症(抜毛癖):医療法人社団ハートクリニック大船のホームページより
https://e-heartclinic.com/kokoro/senmon/f60/f63_trichotillomania.html

【白髪を抜くリスク④】誤って健康な黒髪まで抜いてしまうかもしれない

髪は1本1本細いため、1本だけ掴むというのは結構難しいです。また、比較的短い髪もまたつかみにくいです。そんな白髪をだけを抜こうとして、誤って健康な髪を抜いてしまうかもしれません。

【白髪を抜くリスク⑤】白髪を抜こうとしたら途中で切れて残ったところがちぢれてしまう

白髪を抜こうとして、しっかり根元から抜くことが出来れば良いですが、力が入り過ぎたり白髪がやせ細っていたりすると、根元から抜けずに髪の途中で切れてしまうことがあります。

もし白髪が途中で切れてしまうと残った髪がちぢれてしまい、そのまま伸びると見た目が悪くなります。なので、白髪にとって抜くのはおススメできません。

白髪は抜かずに切るか白髪染めをしましょう

白髪染め

白髪を抜くことはリスクが多いことをご説明しましたが、今白髪を抜いている人は白髪は抜かずに切るか白髪染めをしましょう。

白髪を切る

白髪を抜くよりも白髪を切る方がまだマシです。頭皮や毛根を傷つけずに白髪を取り除くことが出来るわけですからね。ただし、抜くよりもまだマシと言ったのは、切ることにもデメリットがあるからです。

【白髪を切ることのデメリット①】髪が多いと見た目が変わってしまう

白髪を切る本数が数本程度ならまだいいのですが、かなり多い数の白髪を切ろうとするとすると、見た目が変わってしまいます。白髪がたくさん生えている人は、ごっそり白髪を切ろうとはせず、見た目が変わらない白髪染めをおススメします。

【白髪を切ることのデメリット②】健康な髪を切ってしまうことがある

白髪はとても細く、また黒髪を切らずに白髪だけを切ろうとするのはかなり難しいです。うっかり誤って健康な黒髪まで切ってしまうかもしれません。私も白髪を切ったつもりがかなり黒髪まで切ってしまい、白髪だけを切るのに苦労した経験が何度もあります。

【白髪を切ることのデメリット②】髪の根元からしっかり切ろうとして頭皮を傷つけてしまうかもしれない

黒髪を切らずに白髪を切るのは難しいです。しかも根元からしっかり切ろうとするのは相当難しいことです。できるだけ根元から切ろうとすると、結構力が入ってしまうことがあります。

鏡を見ながら切ろうとしているので力の加減も難しく、うっかり頭皮をハサミで傷つけてしまうかもしれません。なので、刃物を頭皮に向けるのは危ないです。

最後に

結論を言うと、白髪を抜くと白髪が増えるわけではありません。それは白髪が生えてくる仕組みに影響を与えるわけではないからです。

髪が黒くなるのは、白い髪に色を付けるメラノサイトという細胞の働きによるものですが、そのメラノサイトの働きや、黒く色づいている色素であるメラニン色素の量が不足するといったことが無ければ髪に色が付かない白髪の状態にはなりませんが、白髪を抜いたからと言って、そのメラノサイトの働きに影響を与えたり、メラニン色素が不足する原因になるとは限りません。

なので、白髪を抜いたから白髪が増えるということにはなりません。とはいえ、抜くこと自体良いことではありませんし、今すぐにでもやめるべきです。頭皮や毛根にダメージを与えてしまうため、とても危ない行為です。

とはいっても白髪を見ると気になって抜きたくなると思う人もいると思います。まさに以前の私です。

もし気になる白髪がある場合、数本程度ならハサミでカットを、かなり多く白髪が生えている場合は白髪染めをすると良いです。自分で白髪染めするのが面倒なら美容室に通うか、白髪染め以外にサプリメントも販売されているので、そちらもお試しになると良いと思います。

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